GP3テスト(バレンシア)を終えて

ＧＰ３テスト、バレンシアを終えました。

結果は、残念ながら1日目がミッション・トラブル、2日目がエンジン交換と、満足いくアタックができずに終わりました。

前回のバルセロナでのテストが上出来だっただけに、今回はかなり不満の残る内容でした。

初日はウェット路面から次第に乾いていき、最後はドライというコンディションでしたが、最後のアタック前にミッション・トラブルが発生して、新品タイヤ２セット目のアタックができずじまい。

新品１セット目の全員同じ条件の下では、５～６番手のタイムをマークしていただけに、とても本人にとってフラストレーテッドな結果でした。


２日目は朝からドライで、逆に気温が上昇するために午前10時半～11時ぐらいがベストなアタックのタイミングだったのですが、朝９時からの走行で、６周を終えたあたりでエンジン・トラブルが発生。

異音に気がついた桜井孝太郎選手が、ピットに戻ってきてチェックしたところ、カムベルトが切れかかっていました。これで午前中の走行はすべてキャンセル。メカニックさんたちが必死になって交換作業をしてくれましたが、タイムアタックのおいしい時間を逃してしまいました。

気を取り直して、来週のヘレス・テストに臨みます。


ということで、ヘレスまでの５日間を、イギリスではなくバレンシアに居残ってます。
市街を観光したり、ショッピッグセンターで買い物したり、美味しいものを食べたりして気分転換。

頑張って、今年最後のテストで好結果を出したいと思ってます。