トヨタ・レーシング・シリーズ第4,5,6戦。
結果をみれば10位、12位、リタイア。
フリー走行でのクラッシュ、予選でのクラッシュが、すべての流れを狂わせてしまいました。

決勝ギリギリに修理が間に合った、というか、なんとかマシンのカタチになったという状態では、話になりません。
でも、その状況を作ったのは、ドライバーなのです。

攻めた結果、限界にトライした結果ですから、文句はいいません。
でも、その結果はリザルトに影響します。
課題であった高速コーナーの件は、完全にクリアしました。
それが大きな成果ではありました。

その代償は、第4戦、第5戦でのリザルトの低迷。第6戦では、最高のスタートを見せるも、中団での多重クラッシュに巻き込まれ、リタイア。

狂った歯車をもとに戻すべく、次のレースへの移動はチームとは別行動をとることにしました。

孝太郎とふたりでティマルから、クライストチャーチ、オークランドと穏やかな旅をしています。
安いアパートを借りて、ふたりで自炊したりジムにいったり、洗濯したり、海辺で泳いだり。
心身ともにリラックスしながら、何が悪かったのか、何を身につけたのかを再確認し、
心の中の焦りを消して、もう一度勝てる心理状態にリセットします。

気持ちを切り替えて、後半戦にのぞみます。

チームとは2月2日に合流し、次のサーキットへと向かいます。