#選択的夫婦別姓制度の導入を求めます
○「夫婦」の「姓」について、今、世界で「同姓を義務づけている」のは日本だけです
・結婚したらどちらか一方の姓を名乗らなければならない夫婦同姓を法律で義務付けているのは世界で日本だけ。日本も批准している女性差別撤廃条約第16条の「夫及び妻の同一の個人的権利」には、姓を選択する権利も含まれる。女性差別撤回委員会から再三にわたり法律改正の勧告を受けている
(2020/12/20 赤旗新聞)
・田村琢実 埼玉県議会議長(自民党)は選択的夫婦別姓制度に賛成を表明している。その田村氏に「共産思想を刷り込まれているのか」「共産党がやっている事に自民党が手を貸すのか」といった意見が寄せられている事に対して、「選択的夫婦別姓制度のどこが共産思想なのか」と反論、「共産党が推進している事でも国民的課題であるならば施策の遂行は必要。一概に決めつける方が民主主義の思想からは遠い」と述べている
(2021/3/8 赤旗新聞)
・海外では20世紀中に法改正した国もあり、夫婦が同じ姓にする事はあってもそれを法律で義務づけているのは日本だけになった。「別姓を認めれば家族の絆が失われる」との懸念を聞くが、それぞれの家族観は、他人に何かを強いて実現させるものではない。一人一人の選択を尊重し、共存できる社会をつくる。国会、特に自民党は、戦後の宿題をこれ以上放っていてはいけない
(2021/8/29 朝日新聞)
○多様性の大切さをうたった、詩人 金子みすず(1903〜1929年)の詩
わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。