#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を 

○2024年ロシア大統領選、プーチン氏圧勝の影、戦争とロシアの行方…※2024/3/18放送 NHK「時論公論…石川一洋 ロシア担当専門解説委員」より

•2024年ロシア大統領選挙、投票率77%、プーチン氏得票率87%

※独立機関による投開票の監視は不充分で、この数字をそのまま信じる事は出来ない

※戦争反対を訴える候補者の立候補は許されず、選挙の正当性は疑問。(反戦を訴えたナデジディン氏は20万超の署名を集めたが、立候補を許されず、クレムリンは反戦の声が選挙に反映される事を強引に押さえつけた)

※立候補が許されたプーチン氏以外の3候補(ハリトノフ氏・得票率4.3%、ダワンコフ氏・得票率3.8%、スルツキー氏・得票率3.2%)は、いずれも体制内野党で、完全な翼賛選挙

•初期プーチン政権(2000年〜2008年)は、1990年代のロシアの混乱を収め安定させた。20世紀、戦争と革命的変化に翻弄されたロシア国民が、保守政治家としてのプーチン氏がもたらした安定を評価し、それが今も続いている。これが2024年ロシア大統領選にある程度反映されたのではなかろうか
しかしその後、プーチン氏は「安定をもたらした保守政治家」から「偉大なロシアの復活を目指し領土拡張へ突き進む冒険主義的な政治家」としての性格を強めていった…「2014年クリミア併合」「2022年ウクライナへの全面軍事侵攻」

※「偉大なロシアの復活」を支持するプーチン岩盤支持層は、ロシア国民の約20〜30%ではなかろうか。約50%は、プーチン氏を全面的に支持するわけではないが、変化を恐れる消極的な支持層なのではなかろうか。プーチン体制の崩壊による混乱を恐れているのではなかろうか

•2000年、プーチン氏がロシアの指導者(大統領)になった時、ロシアには大きな可能性が開かれていた。欧米とは異なるロシア独自の保守的な道を歩むとしても、国内の建設に集中する穏健な保守の道も充分あった。
しかしプーチン氏は、領土拡大という冒険主義の道を選んでしまった。
プーチン時代の終焉が見通せない中、欧米とロシアの対立は冷戦時代と同様、長く厳しく続く可能性が強まっている

○ロシア反体制派指導者 アレクセイ・ナワリヌイ氏…2020年8月、毒殺未遂事件に遭う。ロシア治安機関が関与した疑いが濃厚。ドイツで治療を受けた後、それでもロシアへ帰国を敢行、空港到着直後に拘束。2024/2/16、ロシア北極圏の刑務所で死亡、享年47歳。直接の死因は不明だが、過酷な環境で自由を奪われていた事を考えれば、プーチン政権が引き起こした悲劇である事に間違いはない。

ナワリヌイ氏が生前、遺した言葉
•「恐れれば政権の思うつぼだ、恐れるな」
•ロシアのウクライナ侵略について「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」とプーチン氏を厳しく非難

国連安全保障理事会の常任理事国が、核の威嚇をちらつかせ、国連憲章を無視して隣国を侵略する、という蛮行。ロシアの論理がまかり通れば、民主主義の価値観の敗北になる

ロシアのウクライナ侵略…この戦争の最終結末がどのようなものになるのか、現時点で明言、断言してしまう事は出来ませんが…しかし、この戦争は、国際法で許されないロシアによる一方的な侵略戦争である事を忘れてはならない…私はそう考えます。

※添付写真1…在りし日のナワリヌイ氏



※添付写真2…ウクライナ支援(ウクライナ国旗🇺🇦を模した)マスク



※添付写真3〜8…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。