#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を

○昭和初期、日中戦争時の、小川愛次郎氏(南満州鉄道上海事務所嘱託)の言葉
1937/7/7 北京郊外盧溝橋での日中両軍の衝突をきっかけに、両国は全面戦争に突入。1937/8/15 近衛文麿内閣は戦争目的について「中国の排外抗日運動を根絶」する事にあると表明。同日、上海に住む日本人が意見書を書き上げた。「当局は中国の抗日思想の実態を把握していない。それは、日本の侵略への対抗心にナショナリズムが加わって、4億(※当時の中国の人口)民衆の腹の底から湧きおこっている」「この際、日本は北京を中心とする中国北部から全面的に手を引くべきだ」
書いたのは、南満州鉄道上海事務所嘱託の小川愛次郎。
この頃日本では、中国を日本より劣る存在と見る傾向が強かった。国家としてのまとまりを欠き、ナショナリズムも未発達だと。
例:陸軍大臣等を務めた宇垣和重の日記…「支那人に国家観念だの敵愾心だのと気の利いたものの持ち合わせはほとんど無い」(1937/9/8)
日中戦争も日本軍の一撃で中国はすぐにも屈服するとの見方が大勢を占めた。
しかし小川は違った。日本に帰国していた小川は「中国国民党政府と一日も早く和を講ずるがいい」と、あちこち熱心に説きまわった。憲兵隊に拘束される事もあった。「支那は負けそうに見えても決して負けない」と警告した。
戦争は日中二国間の問題にとどまらなかった。日本の中国侵略を自らの東アジア政策への挑戦と受け止めた米国は、日本軍の完全撤兵を要求。
中国を読み間違った帝国日本の行き着いた先は、対米戦争だった
(※2019/8/28 朝日新聞より)
 
歴史の教訓…昭和初期の日中戦争。当時の日本をロシアへ、中国をウクライナへ置き換えれば、今回の「ロシアのウクライナ侵略」に対する歴史の教訓が見えてくるのではないでしょうか…私はそう考えます。

○ロシア反体制派指導者 アレクセイ・ナワリヌイ氏…2020年8月、毒殺未遂事件に遭う。ロシア治安機関が関与した疑いが濃厚。ドイツで治療を受けた後、それでもロシアへ帰国を敢行、空港到着直後に拘束。2024/2/16、ロシア北極圏の刑務所で死亡、享年47歳。直接の死因は不明だが、過酷な環境で自由を奪われていた事を考えれば、プーチン政権が引き起こした悲劇である事に間違いはない。

ナワリヌイ氏が生前、遺した言葉
•「恐れれば政権の思うつぼだ、恐れるな」
•ロシアのウクライナ侵略について「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」とプーチン氏を厳しく非難

国連安全保障理事会の常任理事国が、核の威嚇をちらつかせ、国連憲章を無視して隣国を侵略する、という蛮行。ロシアの論理がまかり通れば、民主主義の価値観の敗北になる

ロシアのウクライナ侵略…この戦争の最終結末がどのようなものになるのか、現時点で明言、断言してしまう事は出来ませんが…しかし、この戦争は、国際法で許されないロシアによる一方的な侵略戦争である事を忘れてはならない…私はそう考えます。

※添付写真1…在りし日のナワリヌイ氏



 ※ 添付写真2…ウクライナ支援(ウクライナ国旗🇺🇦を模した)マスク



※添付写真3〜8…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。













※この投稿は、2023/9/19(火)が初回…今回が4回目です。私はこれからも声を上げ続けます。