#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を

ロシアのウクライナ侵略について、今、ネット上では「ロシアを批判」するものの他に、「ロシアとウクライナ、どっちもどっち」論や「ロシアに理が有る」と言うものまで、様々な情報や意見が飛び交っております。
それらを見た時、私自身、正直言って「何がファクト(事実)で何がフェイク(虚偽)なのか」迷ってしまう事もしばしばありますが…

2023/1/15 放送 NHK「混迷の世紀 第6回 情報戦、ロシアVSウクライナ、知られざる攻防」…何が事実で何が嘘なのか、を考える上で、とても参考になる番組である、と私は考えます。
以下、同番組より…

○SNSの情報戦を研究 ピーター・W・シンガー氏

「現実世界に最も影響を与えるのは、事実とは限りません。むしろ事実ではない情報の方が、現実よりも速く、そして広範囲に拡散される危険性を持っています。
それに加担しているのは私達一人一人です。最も読まれる話を決めるのは国家ではなく、あなたや私のクリックなのです。
インターネットは善の勢力にも悪の勢力にも力を与える武器になる事を自覚しなければなりません。」

○世界に真偽不明な情報が溢れる中、どのように真実を見極めれば良いか、各地で模索が始まっている。
ドイツの中学校では、ロシアが発信したフェイクニュースについて、対策を話し合う授業が行われている。
この日、題材にしたのは、電気代の高騰に反対するイタリアの市民が、警察と衝突している、とされる動画についてだった。
•教師「これを見てどう思う?」
•生徒A「最初見た時は、信じてしまうかも。実際にデモの動画だから」
•教師「この動画が事実か嘘か、確かめたいと思ったら何をする?」
•生徒B「これだけ激しい抗議活動だったら、他のニュースでも報道されているはずだから、調べてみます」
•教師「素晴らしい、それはとても良い方法です」
…子供達が、自分で事実を確かめる力を養う事を目指している
•教師「重要なのは、情報を鵜呑みにしない姿勢です。情報の内容は現実的か、信頼性が高いか、考えなくてはいけません」

○心理学者 ジュリアン・ミンソンさんと、冷戦時代ソ連で暮らしてきた祖母のバルシーナさん(お二人共現在米国在住)

…ロシア側が流す情報にしか接する事ができないロシア国内の人々に向けて、今何が起きているのかを伝えようとしている。

バルシーナさん「ロシアでは今、数千人もの若者が自分達と同じ人間を殺しに行き、大義も分からずに命を落としています」

メッセージを書き込めば、世界中の誰もがロシアの市民にメールを送れる仕組み…この1年で2億通以上のメールを届けてきた。

ジュリアン・ミンソンさん「お互いが自分の信じている真実を押し付けても相手を説得する事は出来ません。お互いを敵だと思わせる試みに疑問を持ち、私達はごく普通の人間同士だと気付いてもらう事が私達の目標です」

バルシーナさん…国家が事実を歪める様を目の当たりにしてきた経験から、自分に何ができるのかを考え続けてきた。
「ソ連に住んでいた当時は、自分の考えている事を言うのが怖かった。だから今ロシアで危険な目に遭っている人の事を考えるし、彼らが何を感じているのか分かる。もしかしたら彼らの助けになれるかもしれないと思っています」
バルシーナさんは祖国の人々に問い掛け続けている、「あなたの考えや意見を聞かせて下さい。この狂気を止める為に私達に何ができるのでしょうか」

※よかったらYouTubeで検索して、番組をご視聴なさってみて下さい

○ロシア反体制派指導者 アレクセイ・ナワリヌイ氏…2020年8月、毒殺未遂事件に遭う。ロシア治安機関が関与した疑いが濃厚。ドイツで治療を受けた後、それでもロシアへ帰国を敢行、空港到着直後に拘束。2024/2/16、ロシア北極圏の刑務所で死亡、享年47歳。直接の死因は不明だが、過酷な環境で自由を奪われていた事を考えれば、プーチン政権が引き起こした悲劇である事に間違いはない。

ナワリヌイ氏が生前、遺した言葉
•「恐れれば政権の思うつぼだ、恐れるな」
•ロシアのウクライナ侵略について「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」とプーチン氏を厳しく非難

国連安全保障理事会の常任理事国が、核の威嚇をちらつかせ、国連憲章を無視して隣国を侵略する、という蛮行。ロシアの論理がまかり通れば、民主主義の価値観の敗北になる

ロシアのウクライナ侵略…この戦争の最終結末がどのようなものになるのか、現時点で明言、断言してしまう事は出来ませんが…しかし、この戦争は、国際法で許されないロシアによる一方的な侵略戦争である事を忘れてはならない…私はそう考えます。

※添付写真1…在りし日のナワリヌイ氏



※添付写真2…ウクライナ支援(ウクライナ国旗🇺🇦を模した)マスク



※添付写真3〜7…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。











※この投稿は、2023/1/16(月)が初回…今回が8回目です。私はこれからも声を上げ続けます。