#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を

○私は「ロシアのウクライナ侵略」を批判する投稿をしておりますが…それに対して下記のコメントを送ってこられた方がおられます

•「NATOが東方拡大してロシアの勢力圏を侵せばいずれ戦争になる。ウクライナ紛争の責を負うべきは、ロシアではなくNATO」というコメントを送ってきた方がおりますが…
NATOが東方に拡大したのは事実ですが、ポーランドにせよ、バルト3国にせよ、スウェーデンにせよ、フィンランドにせよ…いずれもそれらの国々がNATO加盟を望んだのであり、武力を背景にNATO加盟を強要されたのではありません。
ポーランドにせよ、バルト3国にせよ、スウェーデンにせよ、フィンランドにせよ…いずれもれっきとした主権国家であり「ロシアの勢力圏」などではありません。
どの国と国交を持とうと、どの国と同盟関係を結ぼうと、それは各主権国家が各々判断する事です。ましてやそれを理由に、ロシアがれっきとした主権国家であるウクライナを武力侵略して良いはずがありません…私はそう考えます。

•「ウクライナ紛争の責を負うべきは、ロシアではなく、戦争をしたくてたまらんアメリカ軍需産業利権である」というコメントを送ってきた方がおりますが…
2022/12/10 ノーベル平和賞授与式での、受賞者「ウクライナ市民自由センター」オレクサンドラ・マトイチュク代表の言葉…「分娩室への砲撃で我が子を失った母親の苦痛は、言葉に表せない」…病院、住宅等も無差別に攻撃するロシア軍。ロシアを非難せずに、その責を米国、NATO、ウクライナに転嫁する考え方には、私は同意致しかねます

•「米国の『ロシアを弱体化出来るなら、ウクライナ国民が何人死のうがシッタコッチャナイ』という態度は、ウクライナ紛争の解決の障害だ」というコメントを送ってきた方がおりますが…
ウクライナ国民が何人死のうが侵略を続けるロシア、自国(ロシア軍)兵士が何人死のうが非道な戦争を続けるロシア。蛮行以外の何物でもない…私はそう考えます

•「イラク戦争を引き起こした米国に、ロシアを非難する資格は無い」というコメントを送ってきた方がおりますが…
大量破壊兵器の存在を理由に米国が仕掛けたイラク戦争は、誤った戦争であった事が既に明らかになっております。だからといって「米国がやったのだからロシアがやっても良い」はずがありません。ロシアのウクライナ侵略は明白な国連憲章違反〜蛮行であり、強く抗議します…私はそう考えます。

•「2013〜14年のウクライナ・マイダン革命は、西側が支援したファシストの謀略クーデター。ロシアはウクライナのファシストと戦っている」というコメントを送ってきた方がおりますが…
「…マイダン革命は決してファシストのクーデターでも、西側強国の作戦でもない。これは普通の市民が、強権的で汚職まみれのヤヌコーヴィチ大統領に反対して集団で立ち上がった反乱である。そして、革命で調停役を果たした西側の首脳陣は、ウクライナの政権交代に立ち会っただけなのである」(書籍「ウクライナ現代史、独立後30年とロシア侵攻」アレクサンドラ・グージョン著、第3章より)
※ロシアがマイダン革命を「西側の謀略」と批判するのであれば、国連総会、ICJ(国際司法裁判所)等で主張〜提起すべき。自分の意に沿わぬからといって、他国を武力侵略して良いはずがない…私はそう考えます

•「ガザの停戦和平には拒否権を発動してまでもイスラエルのジェノサイドを支援する米英。だが、ウクライナ紛争だけは正義の味方に変貌する。とんだ正義感だ」というコメントを送ってきた方がおりますが…
イスラエルによるガザでのジェノサイドは本当に憂慮すべき事態で、一刻も早い停戦が求められますし、米国によるイスラエル支援には大いに問題がある、と私も考えますが…だからといって「ロシアのウクライナ侵略」を正当化する理由にはなり得ません。ロシアのウクライナ侵略に強く抗議します…私はそう考えます

NATO、米国軍需産業、イラク戦争、マイダン革命、パレスチナ…どのような理由をあげても「ロシアのウクライナ侵略」を正当化する事はできません…私はそう考えます

○2024/3/13 赤旗新聞より
ロシアの行為は主権国家に対する侵略であり、あからさまに国連憲章を踏み破る暴挙です。国連総会はこれまで4度にわたって、ロシアの国連憲章違反を非難する決議を140カ国以上の賛成で採択し、ロシア軍の「即時、完全かつ無条件」の撤退を要求してきました。
国連憲章に沿って、全ての国は武力による威嚇又は武力の行使は慎まなければなりません。「国連憲章を守れ」の一点での国際的団結を実現し、ロシアの蛮行を包囲する事こそ、戦争を終わらせる道である事を強調したいと思います

…赤旗新聞のこの論説に、私も同感です

※添付写真1〜5…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。