#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を

2023/5/20、G7広島サミットへ出席の為来日したウクライナ ゼレンスキー大統領に対し、ネット上では、下記の言葉を投稿している方々を目にしましたが…

○ゼレンスキー氏に対し「一体何しに日本に来たんだ」「金の無心をしに来たのか」…

…2011/3/11 東日本大震災、東北の太平洋側沿岸部は津波の直撃を受け甚大な被害が発生。私の友人(※当時まだ30代)の消防士は、沿岸部で住民の避難誘導をしている最中に、自身も津波に飲み込まれ殉職した。
仙台市内の拙宅も、津波の直撃こそなかったものの、家の中は滅茶苦茶、電気・ガス・水道は全て止まった。(※汚い話で恐縮ですが)水洗トイレは一瞬にして「汲み取りトイレ」と化し、汚物が充満すると、時間をかけて川まで歩いて行って、バケツに川の水を汲んで帰り、汚物を流した。
そんな、辛く困窮している時に、国内はもとより海外(世界各国)からも、物心両面での支援が届いた時、どれほど嬉しく有難かった事か。いくら感謝しても感謝しきれない。

…隣国のロシアという超大国の強大な軍隊からの過酷な武力侵略にさらされている国の大統領が、世界各国へ支援を求めて来日したのに対して、「何しに来た」「金の無心か」…どうしてこういう言葉が出てくるのか。とても悲しく、私はこのような心無い言葉には、とても賛同など到底できかねます。

○ロシアとウクライナの戦争…終結の兆しは見えず、戦闘が長期化している事について、ゼレンスキー氏に対し「いつまで戦争やってるんだ。これ以上犠牲者を増やしてどうするんだ。早く停戦しろ」…

ロシアとウクライナ…
どこの国が、どこの国を武力侵略しているのか。
明白な国連憲章違反〜蛮行を犯しているのはどこの国か。
それに対して、自国領内で必死に防戦しているのはどこの国か…
少し考えれば、答えは自ずと明白なのではないでしょうか。

2023/2/23 国連総会緊急特別会合でアイスランド代表…「この戦争の解決策は単純だ。ロシアが戦争をやめて軍を全て撤退させれば良い。国連憲章の擁護は、戦争の恐怖を経験して国際法を定めた過去の世代と今後の未来の世代に対する我々の集団的な責務だ」…私も同感です。

○2023/5/21、ゼレンスキー大統領が広島平和記念公園を訪れ、原爆死没者慰霊碑に献花したが、それに対し「ヒゲも剃らず、スーツもネクタイも着用せずに、原爆犠牲者を冒瀆している」…

ロシアという超大国の強大な軍隊による過酷な武力侵略にさらされている戦時下の国の大統領である事を思えば、「ヒゲを剃れ」「スーツとネクタイを着用せよ」というのは、そんなに重要な事なのでしょうか。ゼレンスキー大統領にとって、ヒゲ、Tシャツとパーカは、戦闘服、ウクライナ国民の闘志を表している、と捉える事もできるのではないでしょうか…私はそう考えます。
ゼレンスキー氏は、ロシアによる侵略で荒廃した自国ウクライナの街を、原爆で廃墟となりながらも見事に復興を成し遂げた広島の街に重ね合わせていた。「今の広島は生きている街、平和な街、人の命を尊重する街。(ウクライナの)バフムトも広島のように再建できる」
私は、少なくとも、ゼレンスキー氏が「原爆犠牲者を冒瀆している」などというご意見には、とても賛同はできかねます。

•2023/5/21 朝日新聞 天声人語
「…ゼレンスキー氏の今回の広島訪問について、どこか割り切れない感情を持つ人もいるのかもしれない。戦争で使う武器を求めに来るのに、被爆地ほどふさわしくない場もなかろうとも思う。だが、非道な侵略を受けている側にそれを言うのは、何とも酷だろう。…」

○2024/2/17 ウクライナ ゼレンスキー大統領…「『戦争がいつ終わるのか』ウクライナに尋ねないで下さい。『なぜプーチンは戦争を続ける事ができるのか』自問して下さい」

○ロシア反体制派指導者 アレクセイ・ナワリヌイ氏…2020年8月、毒殺未遂事件に遭う。ロシア治安機関が関与した疑いが濃厚。ドイツで治療を受けた後、それでもロシアへ帰国を敢行、空港到着直後に拘束。2024/2/16、ロシア北極圏の刑務所で死亡、享年47歳。直接の死因は不明だが、過酷な環境で自由を奪われていた事を考えれば、プーチン政権が引き起こした悲劇である事に間違いはない。

ナワリヌイ氏が生前、遺した言葉
•「恐れれば政権の思うつぼだ、恐れるな」
•ロシアのウクライナ侵略について「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」とプーチン氏を厳しく非難

国連安全保障理事会の常任理事国が、核の威嚇をちらつかせ、国連憲章を無視して隣国を侵略する、という蛮行。ロシアの論理がまかり通れば、民主主義の価値観の敗北になる

ロシアのウクライナ侵略…この戦争の最終結末がどのようなものになるのか、現時点で明言、断言してしまう事は出来ませんが…しかし、この戦争は、国際法で許されないロシアによる一方的な侵略戦争である事を忘れてはならない…私はそう考えます。

※添付写真1…在りし日のナワリヌイ氏



※ 添付写真2…ウクライナ支援(ウクライナ国旗🇺🇦を模した)マスク



※添付写真3〜7…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。











※この投稿は2023/5/24(水)が初回…今回が5回目です。私はこれからも声を上げ続けます。