#ロシアのウクライナ侵略に抗議する
#ロシア軍はウクライナから即時撤退を

2023/2/26 放送 NHK「届け、ウクライナの叫び」より

○2019年から日本のNHKでディレクターとして働くウクライナ人女性 ノヴィツカ・カテリーナさんの言葉

: 戸惑ったのは、日本人とウクライナ人との間で、戦う事についての価値観の違いがある事。
「ウクライナ人にとって戦争の終わりとは何か、かつては『平和』だったが、今は『勝利』だ(ウクライナ ゼレンスキー大統領)」…私達ウクライナ人にとって平和の前提にあるのは、ロシアの攻撃を受けない事だ。長い歴史の中で何度もウクライナ人としての尊厳を踏みにじられてきたから。ロシアの攻撃が続く今、国を守る為に戦って勝たなければ平和はこない、という考えが強くなった。でも日本人にそれはなかなか伝わらない

※ある日本人の「戦争が終わってほしいのか、ウクライナが残っている事が大事なのか、どっちが大事なのか?」という質問に対するカテリーナさんの言葉(答え)
「ウクライナがミサイルの下に生きるか、ロシア人として生きるかという選択肢。でも自分を捨てて、自分の民族、言葉、全部捨ててロシア人として生きる、しかも自分の国(ウクライナ)に対して酷い事をやった人(ロシア人)として生きるって、さらに辛い」

○日本に避難してきたウクライナの人達の言葉

「日本人にとっては『平和という概念』が何より大事なんだと感じる。その『平和』には、ウクライナが勝つか負けるかは関係無いのかな、と感じる。それを受け入れるのは簡単じゃない」

「日本では『勝利』という言葉は強過ぎるみたい。『勝利=戦う事、敵を殺す事』。自分を守る為だったとしても、戦う事は良くないみたい」

「戦場で戦う人の中には、元は普通の人もいる。彼らは国民や家族を守る為に戦っている。ウクライナという国自体が、私達ウクライナ人にとって家族みたいなもの。日本人に聞いてみたいのは、『家族を奪われたらどう感じる?』という事」

○ウクライナ・キーウで学校の教師をしているカテリーナさんの母親の言葉

「人は慣れるものよ、先週末は久しぶりに停電が無かった。言葉に出来ない程嬉しかった。電気があるだけで幸せ、暖房があるならもっと幸せ、水が出ればこの人生に他に何も要らない」

※2011年 東日本大震災で、約2週間、電気、水道、ガスが止まった体験をした私にとって、この言葉は非常に重くて切実

○2022年3月 ウクライナ・クリミアから日本に避難してきたイリーナさんの言葉

: 2014年 ウクライナ南部クリミアは、武力で一方的にロシアに併合されたが…

「なぜクリミアを出ようと思ったか。私はロシアに住みたかったわけじゃない。私に選択肢は無く強制的にそうなった。そこから抜け出したかった。私が暮らしたかったのは安全な場所、思った事を口に出来る場所、ロシア大統領をほめなくても仕事が続けられる場所」

※ロシア反体制派指導者 アレクセイ・ナワリヌイ氏…2020年8月、毒殺未遂事件に遭う。ロシア治安機関が関与した疑いが濃厚。ドイツで治療を受けた後、それでもロシアへ帰国を敢行、空港到着直後に拘束。2024/2/16、ロシア北極圏の刑務所で死亡、享年47歳。直接の死因は不明だが、過酷な環境で自由を奪われていた事を考えれば、プーチン政権が引き起こした悲劇である事に間違いはない。

ナワリヌイ氏が生前、遺した言葉
•「恐れれば政権の思うつぼだ、恐るな」
•ロシアのウクライナ侵略について「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」とプーチン氏を厳しく非難

国連安全保障理事会の常任理事国が、核の威嚇をちらつかせ、国連憲章を無視して隣国を侵略する、という蛮行。ロシアの論理がまかり通れば、民主主義の価値観の敗北になる

ロシアのウクライナ侵略…この戦争の最終結末がどのようなものになるのか、現時点で明言、断言してしまう事は出来ませんが…しかし、この戦争は、国際法で許されないロシアによる一方的な侵略戦争である事を忘れてはならない…私はそう考えます。

※添付写真1…在りし日のナワリヌイ氏



※添付写真2…ウクライナ支援(ウクライナ国旗🇺🇦を模した)マスク



※添付写真3〜7…ロシア・ウクライナ 関連書籍 ※既に読み終えた本もあれば、これから読む予定の本もあります。これについて、私はこれからも、可能な限り少しでも深く勉強していこうと思っています。











※この投稿は2023/3/2(木)が初回…今回が6回目です。私はこれからも声を上げ続けます。