#モリカケ桜疑惑の真相究明を求めます
#赤木さんを忘れない

森友裁判、真相解明を求める原告(遺族)の願いに背を向け、被告(国)が裁判を強制終了…その4

森友公文書改竄で自殺に追い込まれた財務省職員 赤木俊夫さん(享年54歳)の手記(遺書)を読んだ。思わず目頭が熱くなった😭。

「…最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。手が震える、恐い、命、大切な命、終止符…」

ご遺族(妻)雅子さんが真相解明と損害賠償を求めて提訴した。賠償金よりも、夫が死に至った真相を知りたいとの思いから(※添付写真「私は真実が知りたい」赤木雅子、相澤冬樹著)。裁判の中で、国に更なる証拠の開示や財務省幹部の証人尋問を求めていく方針だった。



これまで請求棄却を求めて争っていた国が2021/12/15、一転して原告の請求を認め(認諾)、賠償金約1億7百万円全額を支払うと表明。
認諾は、訴訟を、原告側の同意を要せずに強制終了させる、いわば奇策。1億円を超える高額の賠償請求は認諾を防ぐ為ともされていたが、国側はあっさりとこれをのみ、訴訟の終結を優先させた。もちろん賠償金は税金から払われる。

○沖縄タイムス社説[森友訴訟強制終了]疑惑にふた許されない 2021/12/20(月)
 公文書を改ざんした上に、真相解明に背を向け、そこに多額の税金を投じる。あまりに不誠実でひきょうなやり方だ。
 森友学園を巡る問題で決裁文書改ざんを強いられ、自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さんの妻雅子さんが、真実を知りたいと起こした訴訟は、国から明確な説明がないまま終結となった。
 請求棄却を求めて争ってきた国が一転して賠償責任を認め、1億円余りの請求を受け入れる「認諾」の手続きを取ったからだ。
 雅子さんが提訴したのは2020年3月。「夫が死を選ぶ原因となった改ざんは誰が何のためにやったのか」。裁判で明らかにしたいと訴えていた。
 財務省が2018年に公表した調査報告書は、当時の安倍晋三首相が夫妻の関与を全面否定した国会答弁を機に財務省理財局が改ざんに手を染め、首相への忖度(そんたく)が読み取れる内容だった。だが安倍氏は答弁とは無関係だとし、説明を回避し続けた。
 国側は2021年6月、赤木さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」を開示した。しかし改ざんの具体的な指示系統や、理財局長だった佐川宣寿氏らの関与は曖昧なままだった。
 賠償請求受け入れに当たり鈴木俊一財務相は「国の責任は明らか」と話した。詳しい経緯の説明もなしに「明らか」と言われても、納得がいかないのは当然だ。
 突然の幕引きに雅子さんは「夫は国にまた殺された」と強い口調で語った。
 胸に深く突き刺さる言葉である。
 認諾は民事訴訟法で確定判決と同一の効力があるとされる。
 雅子さん側は認諾を防ごうと賠償請求額を高く設定したが、賠償責任を認める「奇策」によって訴訟は一方的に打ち切られた。
 財務省幹部らの証人尋問などで新たな証拠が出る前に、1億円を払ってでも幕を引きたかったとの思惑が透けて見える。
 もちろんお金を払えば済む問題ではないし、しかもそのお金は国民の税金である。税金で隠蔽(いんぺい)を図るというようなことがあっていいのか。
 公文書の改ざんは、議会制民主主義の土台を破壊する行為である。
 時の政権や官僚の都合で書き換えられたり、廃棄されたりしては、民主主義そのものが成り立たない。
 岸田文雄首相は自民党総裁選に出馬した際、「わが国の民主主義が危機にひんしている」と語った。
 安倍、菅政権が残した「負の遺産」と正面から向き合う覚悟をにじませた言葉である。
 訴訟の終結を受け岸田氏は「森友問題について政府として真摯(しんし)に向き合っていきたい」と答弁した。
 「夫はなぜ死ななければならなかったのか」という雅子さんの悲痛な叫びに、真摯に向き合う姿勢こそが問われている。
 解明に向けた再調査を求めたい。

○赤木雅子さん告白
「国の奇襲に私は負けない」「リメンバー認諾」を胸に…
国会で認諾をめぐり認識を問われた岸田文雄首相は「真摯に説明責任を果たす」と答弁。これに雅子さんは「総理大臣、真摯にって言うなら、裁判から逃げるな!って思うんです。逃げてるのは間違いないんで、逃げてる事に抗議したいです」
…公文書改竄は、森友学園への土地値引きを巡る安倍晋三首相(当時)の「関わっていたら辞める」答弁が引き金になった。岸田首相は関係無かったが、2021/12/15の「認諾」は、前日に岸田首相に報告した上で行われた。岸田首相は、自ら改竄問題の当事者になる道を選んでしまった事に気づいているだろうか
(週刊文春 2021/12/30号より)

※文書改竄を指示したとされる佐川宣寿 元財務省理財局長に対する訴訟は継続
赤木雅子さんが佐川宣寿(ノブヒサ)元財務省理財局長を訴えた損害賠償訴訟…2022/11/25 大阪地裁は雅子さんの訴えを棄却。一方で「公文書改竄は組織的に為され、佐川氏がその方向性を決定づけた。赤木俊夫さんは改竄の指示に抵抗していた」事は認めた。
雅子さんは控訴する方針
雅子さんの言葉
「どんな意図で公文書改竄を指示したのか、佐川氏の口から直接聞きたい」
「佐川さんは法律に守られているけど、夫は守ってもらえなかった」

※ 岸田首相は2021年自民党総裁選で「今の日本は民主主義の危機だ」と言っていましたが…その危機を打開する為には「モリカケ桜疑惑の真相究明」が必要不可欠である、と私は考えます。
「いつまでモリカケ桜やってんだ、もう終わった事、どうでもいい」と言う方がもしいるのであれば、私はその考え方には同意しません。なぜならこれは私達が納めた大切な税金の使い方にも関わる事なのですから

2022/7/8 安倍元首相が銃撃で亡くなられた。ご冥福をお祈りすると共に、民主主義を破壊するこの様な暴力を断じて許してはならず、強く抗議します。
一方で、安倍政権時代に起きた数々の不正疑惑の真相究明は、健全な民主主義を守る為に必要不可欠であり、私はこれからも疑惑の真相究明を求め続けます。

「疑惑の真相究明」の為に私達一人一人が出来る事
•問題(疑惑)を忘れない事
•真相究明に前向きな政治家(政党)に投票する事

#選挙に行こう

※この投稿は、2021/12/27(月)が初回…今回が7回目です。私は声を上げ続けます。