ことの始まりは、2005年頃のこと。
その頃、会社で改革プロジェクトに参加していた私は月に1度くらいのペースで東京へ出張していました。
その頃、会社で改革プロジェクトに参加していた私は月に1度くらいのペースで東京へ出張していました。
出張の帰り、最寄の駅で電車を降りると、幼馴染が偶然同じ電車に乗っていたことが、何度か重なりました。
この友人、保育園から中学校までが一緒で高校は違ったものの高校を卒業する頃に、
偶然何度か顔を合わせる機会があり、その後、数年間は一緒に遊ぶ仲間でした。
あるとき、あることがきっかけで彼とは会わないようになりましたが、
あるとき、あることがきっかけで彼とは会わないようになりましたが、
数年後、共通の友人が亡くなり、その葬式で再会しました。
亡くなった友人は自殺でした。
亡くなった友人は自殺でした。
私の誕生日の前日の夜、ダムで飛び降り自殺したのです。
自殺の理由、思い当たることは、彼が数ヶ月前に、ある宗教団体に加入したこと。
高校の同級生に誘われて加入したと聞いていましたが、
しばらくして『会員の勧誘のノルマが有る』と言って、私にも何度か誘いの言葉がありました。
今でも後悔していますが、当時の私には
『俺は興味ないから二度と誘わないでくれ』、
『勧誘が嫌なら抜ければいいじゃないか』という言葉しか言えませんでした。
だから、亡くなった夜も、彼から私には何の連絡も入っていませんでした。
誰かに救ってほしくて宗教団体に入ったのに、
その宗教団体に苦しめられて、
一番近くにいた友人(私)にも救ってもらえない、
そんな状況が彼を死へと追い込んだのです。
その亡くなったの友人の一番近くにいたのは、私と彼でした。
葬式のときも、ご親族の方に斎場までの同行をお許し戴いて、
彼を救えるのは自分達二人だけだったのに、救えなかったことを悔やみました。
その後も、会う機会はあまり無く、友人の命日に会うくらいでしたが、
月にたった一度の出張の帰りの電車で、しかも毎回違う時間帯の電車で偶然に会うことが何度か続いたのです。
そうして、あるとき『一緒に飲もうか』と彼を誘ったことがことの始まりでした。