今日のテーマはGive & Takeの話。

と言っても、普通で言うお互いに取りつ取られつの関係のことではない。むしろちゃんと書くなら、ギバーとテイカー、Giver and Takerのことである。

10年以上前に読んだ、佐々木かをりさんの本だったと思うが、その中で「世の中は結局、ギバーとテイカーの2種類のどっちかなのよね」というような会話が彼女と知人の間であったことが書いてあった。それがどういう話の展開に結びついたのかは全く忘れてしまったけれど、そういう言い方があるとはその時まで知らなかった。

ギバー(giver)とは、とにかく他の人に対して何かを与える人を言い、テイカー(taker)は反対に人から何かを奪い取る人のことを言う。といっても、人に施しをするとか、誰かのモノを奪い取ったり盗んだりすることを言っているのではない。

ギバーは、自らどんどん情報を発信し、アイデアもどんどん人に伝える。人から何かを聞かれたら答えやアドバイスというアウトプット出す。だから、ギバーのところには質問も多く来るし、情報もどんどん入るようになる。

逆にテイカーは、情報をため込んで、人とシェアしようとしないし、人に対してお願いや依頼、命令ばかりしては、人の時間とエネルギーを吸い取ってしまう。最悪なのは他人のやる気を奪い取ってしまうことかもしれない。

皆さんの周りにも、心当たりは、あるでしょ?

組織としてギバーが多いところは、情報のやり取りやコミュニケーションが活発になり、お互いをカバーし合うことも普通に行えるので、活気もあふれてくるし、効率も良くなる。ギバーから何かを得た人は自然に自分も何かに貢献したくなり、自らがギバーになっていく。

テイカーが多い組織では、自分の持っているモノを人に取られたくない気持ちが先行して非常に居心地の悪そうなところになってしまいそうだ。

私の嫌う旧来型の管理職は往々にしてテイカーになってしまいやすい。部下に命令をして何かをやらせて、その結果を自分がやったかの如く取り込んでしまい、何のフィードバックもリワードもない。部下には情報を出せと散々せっつきながら、自分からは殆ど何の情報もシェアしようとしない。完全にテイカーである。

権限を持ったポジションの人がテイカーだと、どう考えても組織は活性化されそうにない。

世の中、基本的にはギバーの方が多いのだと思うし、少なくとも私の周りではそうだった。佐々木かをりさんは、人はどっちかだと言われたけれど、積極的なギバーでなくても、環境によってギバーになる人が殆どであるように思う。明らかなギバーが近くにいることが、そんな隠れギバーをギバーにカミングアウトさせる。
(なんか、カタカナが多くて訳が分からない。。。。失礼)

ま、ともかく、今更言うまでもないことですが、私は真性のギバーなのです。