ただ皆が信じてくれたから、信じただけ

 

【評価】 5.0 ★★★★★

【日付】 2021年3月6日(土)
【監督】 ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ
【出演】 ケリー・マリー・トラン(ラーヤ)、オーク・ワフィナ(シスー)、ダニエル・デイ・キム(ベンジャ)、ジェンマ・チャン(ナマーリ)
 
遠い昔、聖なる龍たちに守られていた王国に邪悪な魔物が襲いかかり、龍たちは自らを犠牲に王国を守った。しかし、人々は信じる心を失ってしまう。それから500年がたち、王国に再び魔物が現れる。聖なる龍の力が宿るという“龍の石”の守護者一族の娘ラーヤは、王国に平和を取り戻そうと、“最後の龍”の力を復活させるための冒険の旅に出る。(シネマトゥデイ)

 

 

これも公開延期したんだっけ?してない??

とにかくディズニーの最新プリンセスの作品だそうです。

そうなんだけど、ちょっとプリンセスのイメージと違うんだよなぁ。

完全に中国モチーフだよね?

1つ前の最新プリンセスだと、「モアナ」だよね。

彼女はハワイ系だったし、このところシンデレラのようなザ・プリンセスではなくて、多様性を意識しているような気がする。

 

そして今回はそれだけじゃなく、中国市場に媚びてるのかなぁ~?という穿った見方をしてしまった。

まぁ、中国だけを狙わなくても、インドネシア、タイ、インドなどのアジア全域のミックスカルチャーという感じだ。さすがに日本っぽいのはなかったが。

どうしても入り口では、そういうとこに目がいってしまうのだが、観始めるとそんなのはどうでもよくなる。

予想外に、すっっっごい面白かった!!

 

いやぁ~、この手の作品は好きじゃないので、スルーしようと思ってたんだけど、しなくてよかったぁ~~

思わず満点5つ★を付けるほどに感動してしまった。

だけど、納得とは少し違うんだよ。ズルいんだよ。

だけど、けっこう泣かされたのは事実なので負けだ。

まるで、少年漫画のような作品だった。

フツーに少年ジャンプで連載してそうなくらい。

 

因縁の5つの国・・・

龍の石を集める旅・・・

そして冒険を経るごとに増えていく仲間・・・

友情、努力、勝利・・・

そりゃね、泣くって。特に友情のとこで。

しかも、ほとんどが昨日の敵は今日の友方式じゃん!

 

その中間的な存在に龍を置くのもうまい。

微妙に三つ巴というか、ラーヤをも導いていく存在になっている。

悲劇もあって、そして終盤の怒涛の盛り上げ!

本当に王道冒険物語だ。

ラストシーンも素敵すぎだわ。泣けた。ズルい。

 

この手の3Dアニメは、もう行き着いたと思っていた。

久しぶりに観たせいか、表情、質感なんかに改めて驚いたな。

砂なんかは実写のようだし、ラーヤの表情の豊かさはすごい。

あのハスキー声ってオーク・ワフィナだよね?すぐ分かるわw

同時上映の「US again」も感動的だった。

セリフなしで、あそこまで感情豊かに表現できるのがスゴイ。

 

すべて思惑どおりだよ、あの坊やのな

 

【評価】 2.5 ★★☆

【日付】 2021年3月6日(土)
【監督】 宮下隼一
【出演】 高山みなみ(江戸川コナン)、池田秀一(赤井秀一)、日高のり子(世良真純)、森川智之(羽田秀吉)、田中敦子
 
並み外れた狙撃の腕を持つFBI捜査官の赤井秀一ら、謎に包まれた赤井ファミリー。ある事件をきっかけに、FBIから手がかりを聞き出した秀一の宿敵・安室透/バーボンが秀一と沖矢昴の関係を追う。頭脳と頭脳がぶつかり合う攻防戦の末、秀一は衝撃の帰還を遂げる。(シネマトゥデイ)

 

 

特別にコナンファンってわけではないのだけど、なんだかんだで毎年観ている「劇場版」です。

だけど、この作品はスルーするつもり満々でした。

というのも、最初は観るつもりだったんですよ。

確か先週末公開だったかな?その時はね。

けど、直前でしっかり調べたら、これ、いつもの「劇場版」じゃないんですよ!!

 

そうなんです。

振り返れば、去年の劇場版「名探偵コナン」は、コロナで延期されてたんですよね。

2019年の公開の「紺青の拳」以来公開されていません。

なので、満を持して延期されてた「緋色の弾丸」が公開されるものだとばかり思っていました。

違うんですよ。タイトルをよく見れば「緋色の弾丸」ではなくて、「緋色の不在証明」なんですよ。

すっごいトラップだっ!!アブねぇ~~~!!

 

「緋色の弾丸」では、本編ストーリーと深く関わる赤井秀一を始めとした赤井ファミリーがキーパーソンになっているようです。

長男・秀一(FBI)、次男・秀吉(プロ棋士)、長女・真純(同級生)、そしてメアリー母さん・・・

それぞれの家族が、“黒づくめの組織”と因縁のエピソードがある。

だから、その複雑な本編ストーリーをピックアップした総集編なわけだ。

つまり、テレビ版の総集編!ダイジェストだ。

 

冒頭のジョリー先生のシーンから驚いたもん。

テレビ版の映像を引き延ばしてるからなのかな?すっごい映像が粗い気がした。

ポスターと同じ写真を使って、家族一人ずつの主要エピソードをつないでいく構成だ。

「名探偵コナン」の長いメインプロットの一部だから、赤井ファミリーのことだけ切り取っても、そのきっかけはかなり古いと思う。

自分は、週刊少年サンデーの連載しか読んでないが、それでもかなり昔だ。

 

なので、いい復習にはなった。

メインプロットの重要シーンだから、それなりの緊張感と盛り上がりがある。

あの一連のトリックの真相にアイツがいたのはカッコよかった。

でも、安室にもスポットが当たるとは思わなかった。

そして、比較的まだ記憶に新しいコナンとの古い記憶・・・

あれをもう一度復習できたのはよかったな。

それでも映画館で1,900円を取る作品ではない。2時間スペシャル番組で十分だ。

 

劇場版コナンを観てる人であれば、これは予習だろう。

本編シリーズを観てる人であれば、復習になる。

だけど、映画館の観客を観ると、けっこう親子連れがいたんだよ。

ひょっとして多くの人が、「緋色の弾丸」の方と勘違いして見に来てない?最初の自分のようにさ。

ダイジェスト、相関関係の説明ばかりの総集編だから、子供にはキツいでしょ~。現に、退屈そうにしてたり、歩き回ってる子もいたもん。

内容はフツーに楽しめるレベルだが、映画としては納得ができない。

 

明日のことなんて考えなくていい、1日1日を生きるだけだ

 

【評価】 3.5 ★★★☆

【日付】 2021年3月6日(土)
【監督】 羽住英一郎
【出演】 藤原竜也(鷹野一彦)、竹内涼真(田岡亮一)、ハン・ヒョジュ(AYAKO)、ピョン・ヨハン(デイビッド・キム)、市原隼人(山下竜二)、南沙良(菊池詩織)、日向亘(鷹野一彦(高校時代))、加藤清史郎(柳勇次)、横田栄司(ジミー・オハラ)、翁華栄(アンディ・黄)、八木アリサ(小田部菜々)、勝野洋(小田部教授)、宮崎美子(河上麻子)、鶴見辰吾(河上満太郎)、佐藤浩市(風間武)
 
秘密組織に所属するエージェントの鷹野(藤原竜也)と相棒の田岡(竹内涼真)は、心臓に爆弾を埋め込まれてしまう。24時間ごとに死の危険が迫る中、人類の未来を左右する次世代エネルギーに関する極秘情報の争奪戦が始まる。各国のエージェントたちを相手にする二人に、次々と困難が降り掛かる。(シネマトゥデイ)

 

 

やっと公開ですよ。

予告を観たのはかなり前だった。かなりコロナ延期されたよね?

まぁ、無事に公開されてなによりです。

最近の番宣で主演の藤原竜也が、俳優史上最も過酷な撮影だったと言っていた。

なるほど、「カイジ」とは違った意味で体を張ってる~~ぅ

バディを組むのが、旬の竹内涼真だ。

 

いや、もう旬や人気という言葉はしっくりこないかもな。

きっと撮影した時はそうだったんだろうけど、いろいろあったみたいだ。

その2人が演じるのは、秘密組織に属する企業スパイだ。

『企業スパイ』という言葉以上に、スパイだね。

もうやってることはほぼほぼ「007」や「m:i」と同じだよ。

なので、邦画のくせにブルガリア、オーストリア、ロシア、香港と世界中でロケしてる。

 

ブルガリアのシーンが多かったけど、あれって本当に現地ロケなのかな?だったらスゴイ!

だから、スパイ映画としては期待以上に見応えがあった。

予想外だったのは、てっきりその人気俳優2人だけの作品だと思っていたら、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハンという韓国人俳優がガッツリ出てるじゃん!

韓国人だよね?有名なの??

 

特にピョン・ヨハンの方は、役としての藤原竜也と因縁たっぷりで、こっちの方がW主演か?ってくらいの存在感だった。

ヒロインもあっちかな?と思わせておいて、実質はハン・ヒョジュだったね。

この辺りがスケールをでかく見せていた。

その一方で、企業スパイとしての関係などが少しわかりにくかったかなぁ。

 

細かく間々に過去の回想を入れてるのも、主軸がスッと進まなくなるんだよなぁ。

キャラの厚みにはなるんだけどさ。

そして、予告でピックアップされていた『胸に爆弾を仕込まれ、1日1回定時連絡をしないと爆発する』という設定が、そこまで効果的じゃなくない?

『今日も生き延びた』みたいなセリフは多いけどね。

 

クライマックスシーンは、予告や番宣で何度も見たやっぱあそこか。

藤原竜也の苦情がスゴかったとこだ(笑)

でも、その割には・・・だったかなぁ。迫真過ぎて。

最後はなんとなくまとまったって感じだ。

結局、1つのミッションをクリアしたってだけだから、多くのスパイ映画のように、じゃぁ、また次のミッションが観たくなるってもんだ。

藤原竜也は「もうやらない」って言ってるけど、どうなることやら。

 

おばあちゃん、私、好きな人ができたの

 

【評価】 2.0 ★★

【日付】 2021年2月27日(土)
【監督】 グー・シャオガン
【出演】 チエン・ヨウファー(長男ヨウフー)、ワン・フォンジュエン(長男の妻フォンジュエン)、スン・ジャンジエン(三男ヨウジン)、スン・ジャンウェイ(四男ヨウホン/ラオシャオ)、ジャン・レンリアン(次男ヨウルー)、ジャン・グオイン(次男の妻アイン)、ドゥー・ホンジュン(母)、ポン・ルーチー(長男の娘グーシー)、ジュアン・イー(グーシーの恋人ジャン・イー(ジャン先生))、スン・ズーカン(三男の息子カンカン)、ドン・ジェンヤン(次男の息子ヤンヤン)、ジャン・ルル(グーシーの女友達ルル)、ムー・ウェイ(ワン・ウェイ(ボス))
 
富春江が市街地を流れる中国浙江省の杭州市富陽区では、再開発が進んでいた。ある晩、顧(グー)家の家長である母親の誕生日を祝うため、レストラン「黄金大飯店」を経営する長男、漁師として働く次男、裏社会で生きる三男、独身生活を謳歌(おうか)する四男をはじめ、親戚一同が集まる。ところが、母親が脳卒中を起こして倒れてしまい、やがて年老いた母親は認知症が進んだため介護が必要となる。(シネマトゥデイ)

 

 

いつものごとくノーチェックでの鑑賞です。評価が良かったので。

そしたら、大失敗!大撃沈!でした。

自分のコンディションが悪かったのだろうか?序盤が眠かった、眠かった。

中国浙江省の杭州市?まったくどこにあるかも分からないが、とにかく町を流れる富春江という川と生活が密接にかかわっている町らしい。

 

そんな町で暮らす母と4人兄弟の家族の物語だ。

母と4人兄弟と言っても、上2人の兄は子どもが結婚するという年齢だ。

みんないいおじさんだ。

中華料理店を営む長男夫婦、漁師の次男夫婦、ダウン症の息子を持つシングルファーザーの三男、そして独身の四男・・・

まぁ、大家族だね。

 

観たことないけど、「渡る世間は鬼ばかり」みたいなホームドラマだ。

中国は家族や親族の結びつきが強いから、そんな文化の違いがおもしろかった。

演出やカメラワークがそうさせるのか、あまり演技してるって感じがしなかったんだよなぁ。

それこそ、大家族のドキュメンタリーを見せられてるようだった。

そんなフツーさが、序盤は退屈で眠かったね。

 

中国の知らない大家族のドキュメンタリーと思えば、何を見せられてんだ、これ?という変な違和感も感じた。

すっごい引きの視点で長回しを多様してたなぁ。

特に川沿いのシーンは韻を踏むかのように必ずと言っていいほどこの演出だ。

流れゆく富春江を象徴的に扱ってるのかもしれないが、淡々とし過ぎてこういうのも眠くさせてくれる。

風景映像も多く、まるで水墨画を見せられてるようだ。

 

病んだ母のこと、三男の借金、長男夫婦の娘の結婚・・・

と、ある程度の人間関係が出そろって、家族の問題がいろいろ出てくると、ホームドラマとしての面白さは少し出てきたな。庶民目線の中国の近代化の姿も興味深い。

でもそれとて、淡泊な描き方だ。

結局どうなったんだ?

もっと炎上するんかと思ったら、いつの間にか、ほどほどで鎮火してた・・・

 

みたいな感じばっかりなのだ。

それがリアルな家族、人生の姿ということなのかもしれない。

そこが、テレビのバラエティー番組でやるような、大家族の密着に見えてしまうのかも。物足りないよね。

最後に『一の巻 完』って出たけど、これって三部作みたいな構成なの!?

ホント「渡る世間」的だなぁ~~

家族の行く末が少し気になるけど、次は観ないかも。

 

姉妹館の 「千代滝」 も楽しめたのはいいが、 期待したほどでもなかったかなぁ~

 

 

さて、戻って一息ついたら、18時から夕食です。

夕食は、エレベーターを出たすぐ左がレストランで、 けっこう広い空間だ。

壁も天井も黒塗りで、 ちょっと薄暗く、 落ち着いた雰囲気を作っている。

 

 

 

一番奥の窓際のテーブルに案内されました。

すでにセッティングされていました。

 

旬の食材、地元の食材を使った創作会津郷土料理、『野遊び膳』 だそうです。

 

 

 

 

(前菜)  八寸七点盛り

 

胡麻豆腐、サーモン手毬寿司、蕗、細竹、にしん山椒漬け、クリームチーズ味噌漬け、烏賊三升漬 の七点です。

 

 

 

胡麻豆腐は、甘さが濃いね。

ザラリとなめらか過ぎないのがイイ。

 

 

 

サーモンの手毬寿司は、香りが強くていいね。

おっ、クリームチーズ味噌漬けが ねっとりとろけて、うまい!

 

 

 

烏賊三升漬けは、『当館で最も塩辛い食材で、酒の肴やごはんのおかずとしてどうぞ』と書いてあるとおり、しょっぱい!

 

 

 

ということで、 辛口の地酒を注文しました。

ほまれ酒造の1,000円のやつです。

透明感ある辛口。

 

 

 

(造里)  生とろ湯葉刺し

 

そっか~~、お造りは刺身じゃなくて、こうキタかぁ~~えー 刺身がヨカッタな

トロトロでおいしいけどね。

地元の豆腐屋の最高傑作だそうです。

塩を少しつけるのが好きだ。

 

 

 

(先付)  茄子とオクラの揚げ浸し

 

会津は、野菜がどれもおいしいなぁ~~

 

 

 

(彩菜)  会津の恵み、旬の生野菜

 

そしてさらに野菜です。

豆腐ディップをつけていただきます。 さっぱりしつつもまろやかだ。

レタスは、富士通会津工場の低カリウムレタスだそうです。 ハイテク!

 

 

 

(平椀)  こづゆ

 

こづゆ??

会津に古くから伝わる代表的な郷土料理で、正月や冠婚葬祭の時に食べられるそうです。

 

干しホタテの貝柱のやさしい出汁がうまい。

山菜を中心に具沢山で、丸いのは麩だ。

 

 

 

 

(陶板)  国産牛と桜姫鶏の陶板焼き

 

牛と鶏のダブルね。

ブランド牛ではなさそうだが、牛肉がうまそうだ。

 

 

 

バター醤油ソースにつけていただきます。

牛肉がめっちゃうまい!さっぱりとした脂がジューシーだ。

鶏も旨味が濃いなぁ。

 

 

 

 

(煮物)  粒蕎麦の亀甲餡かけ

 

さっきの「こづゆ」と似てるなぁ~~と思ったら、 こっちは蕎麦とはっ!

鴨肉の味がすごく出てて、 きのこと若竹の食感がいいな。

蕎麦もほっこりやわらかい。

 

 

 

(焼魚)  銀鱈の二年味噌焼き

 

やわらかくて、 味噌が濃すぎないけど、しっかりと染みている。

 

 

 

 

(食事) 北会津産コシヒカリ / (椀物) 豚肉と茸の味噌汁

 

ご飯は、「白米」、「玄米」、その中間の「三分づき」の3種類から選べる。

白米を選んだんだけど、めちゃうまっ! 甘みが強い!

 

味噌汁は、ちょいとさっぱりめのけんちん汁だね。 これもうまい。

 

 

 

(香物)  いぶりがっこ、ごぼうのちょい辛味噌、姫大根

 

いい香りのいぶりがっこだ。 大好物ッス酔っ払い

『大根を桜のチップで燻っています』って書いてあるけど、 まさか自家製!?

 

 

 

 

(甘味)  手作り桜の水ようかんとレモン風味のくずきり、メロンの三種盛

 

メロンはふつーにおいしいそうで、 オレは果物NGを出していたので・・・

 

 

 

お気遣いいただき、シャーベットに代わっていました。

桜の風味が強い、おいしい水ようかんだ。

くずきりはきしめんみたいな形状で、 味ははちみつレモンだな。

 

 

 

 

どの料理も 素材のこだわりと工夫があって、 この旅で一番おいしかった!ウインク

 

接客は、 広いのでほどほどかなぁ。

入社1カ月のド新人が汗だくでがんばっていたのは、 好印象だった。

あ、 姉妹館の「千代滝」の玄関にいたメガネスタッフもいるじゃん!