未来の話をしましょう

 

【日付】 2019年11月16日(土)
【監督】 小林啓一
【出演】 間宮祥太朗(小坂れい)、桜井日奈子(鹿野なな)、恒松祐里(宮定澄子(地味子))、堀田真由(堀田きゃぴ子)、箭内夢菜(大和撫子)、ゆうたろう(宮定八千代)、金子大地(イケメンくん)、中尾暢樹(サイコキラーくん)、佐藤玲(さっちゃん)、佐津川愛美(きゃぴ子の母)、森口瑤子(小坂の母)
【評価】 5.0 星星星星星
 
高校3年生の小坂れい(間宮祥太朗)は、退屈な学校生活を送っている。ある日彼は、教室でハチの死骸を埋葬しているクラスメートの鹿野なな(桜井日奈子)を見掛ける。リストカットを繰り返し「死にたい」が口癖の割には、死んだハチの命を重んじる彼女に小坂は興味を示し、鹿野も小坂に心を開く。やがて二人にとって一緒にいることが当たり前になる。(シネマトゥデイ)

 

 

間宮祥太郎桜井日奈子の主演の高校生ラブストーリー・・・

絶対にスルーしようと思ってた。

ありきたりのちょっと変わった胸キュン系やろと。

だけど、評価が良かったので観てみたら、これがなんと大正解!

いやぁ~~~~、よかったぁ~~~!!

ラブストーリーはラブストーリーだが、不思議な作品だったなぁ。

 

タイトルからして変わってる。

けど、観ればその通りのタイトルだ。

険悪な関係から始まるラブストーリーってのもよくあるが、『死ね』、『殺すぞ』を連発するこんな殺伐としたラブストーリーがあっただろうか!?

主演2人のイメージやポスターの印象とはまったく違う。

どっちもやさぐれてる。病んでる。あんな声の低い桜井日奈子なんて初めて観たわ!

 

そんな病んだ2人が・・・と思わせておいて、実は3組の人間模様を同時並行で描いている。

最初は、群像劇みたいに、どこかで収束していくと思った。

けど、実はその真逆だった。

何だか3つの恋愛を見せられてるようだ。

個人的には八千代くん撫子ちゃんのラブストーリーが好きだ。

微笑ましすぎる。

 

なんか四コマ漫画みたいで、何度もクスっとさせられた。

最初はなにが何だか分からなかったが、だんだんと純粋に撫子ちゃんを応援してしまってるし、彼女の良さに気づく八千代くんも好きだ。

あのセリフめいた話し方もいいんだよなぁ。

同じような印象的な話し方をするのは、地味子きゃぴ子のコンビもだ。

フツーにそうやって呼び合う。あだ名を超えて、もう悪口な気もするが・・・

 

きゃぴ子は好きじゃないタイプの女だ。

けど、なんだか観てて心配で切ない。

同じような気持ちで地味子が寄り添う。

個人的には地味子の方がかわいいと思うけどな。

どこかで観たことある女優さんだが、どこだろ?「凪待ち」??

もっと彼女にも焦点を当てて欲しかったな。せっかく八千代と姉弟なのに。

 

結局、関係を変えて誰が大切かってことか。

本当に不思議な作品で、面白いんだけど、4.0☆くらいかなぁ~と思ってたら、終盤にかけてすごいしり上がり!!

ズルい。ベタだ。でも泣けた。とても泣けた。

確かにあのサイコ野郎、フリがあったな。

それまでの2人の奇妙だが自然な関係があってこその、あの悲しみと感動だ。

んで、まさか3つがそんな構成になってたとは!!ヤラれたぁ~~