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Xは一心同体だ

【日付】 2017年3月5日(日)
【監督】 D・J・カルーソー
【出演】 (ザンダー・ケイジ)ヴィン・ディーゼル 、ニーナ・ドブレフ 、(ギボンズ)サミュエル・L・ジャクソン 、(ジャン)ドニー・イェン 、ルビー・ローズ 、(マルケ)トニ・コレット 、(セレーナ)ディーピカ・パーデュコーン 、(ニック)クリス 、トニー・ジャー 、ネイマール
【評価】 4.0 ★★★★

エクストリームスポーツのカリスマにして、腕利きシークレットエージェントとしても名をはせたザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)に再びNSA(国家安全保障局)から声が掛かる。今回の彼の任務は、危険な敵の手に渡ってしまった世界中の軍事衛星装置を奪還すること。ザンダーはNSAがそろえた精鋭部隊を一蹴し、新たにチーム“トリプルX”を編成する。(シネマトゥデイ)


イメージ 1ヴィン・ディーゼル主演の作品で、1作目だけでそれ以降が尻切れトンボになっているシリーズをいくつか思い出す。
この「トリプルX」シリーズもその一つだ。

確かこの作品だったと思うんだよね、ラストシーンで初めて『ボラボラ島』のことを知ったのは。
そんな感じで薄らと記憶に残ってる程度の作品の2作目だ。
前作の1作目はなんと2002年の作品だってさ!
15年前だよっ!!それを今さら掘り返すとは思わんかったもんなぁ~

イメージ 2だって、15年も続編がなかったってことは、それなりの作品だったってことでしょ?それを今さらスポット当てるかぁ!?
正確に言うと、続編の2作目があって、今回は3作目になるようだ。
2作目はヴィン・ディーゼルではなく、主演がアイス・キューブ・・・
あ~~~、観たような気がする!
ラッパーだってっけ?何でこんなのがアクション映画の主演をやってんだ!?と思ったもんだ。
だから、この作品でもあの終盤の展開だったわけね~~、意外と思い入れが深いじゃないか。

ラッパーではないが、今回も冒頭はなんとサッカー選手のネイマールが登場する。

イメージ 3自虐ネタにしてるけど、確かに「アベンジャーズ」の勧誘っぽい(笑)
サミュエル・L・ジャクソンが出てくると、どうも陳腐な印象になるよね~~と、案じてたら、いきなりドカーン!!って。

で、指揮官が代わってトニー・コレットなわけね。
こんなビシっとキメたトニー・コレットはめずらしいな。美人に見える。
その驚きから息つく間も与えずに襲うテロ集団たち!
うおぉぉ、ここでドニー・イェン師匠じゃないかっ!!

イメージ 4ポスターで見た時からいいキャスティングをしたなぁ~と思ってたんだよね。
こういうXスポーツのような派手なアクションには適役だ。

のっけからキレッキレのアクションにシビれる~~ぅ♪
えっ、あの4人目の仲間は、「マッハ」トニー・ジャーじゃないか!?
老けて、ギャグキャラになってんじゃん!!
さすがにドニー・イェンよりかなり低い扱いだけど、「マッハ」っぽいアクションを見せるね~~。ちゃんとアクションはムエタイのそれになってるし。

イメージ 5最初は敵の4人組のインパクトがスゴかったな。
そこに対抗するようにヴィン・ディーゼル演じるサンダー・ケイジ側も4人チームに・・・
最近は、こうやって特殊技能を持った仲間を集めてのチーム戦がヒットの法則みたいになってんな。
特にヴィン・ディーゼルだと「ワイルド・スピード」シリーズのそれを思い出す。

ドニー組も登場はかっこよかったが、その後がイマイチだったな。
それ以上にヴィン組は、何であんな面子なの?
“野生のエルザ”はスゴイが、他2人はいる??

イメージ 6数揃えれば論じゃないが、そんな状態でもタイマン・チーム戦やら色々組み合わせを変えて、展開の妙で面白くしてるなぁ~~♪
尻上がりにその化学反応が加速していく。
まぁ、序盤のスケボーとドニーVSヴィンのバイクくらいしかXスポーツっぽさはないが、それでも終盤のアクションが見応えたっぷりだった。
ほほ~~~ぅ、結局そいつがヒロインになるんか。
個人的には、あのメガネっ娘がツボだったけどな。

総合的にはすごくまとまりのあるいいアクション映画だった。予想外の面白さ!
こりゃ、続編もあるか!?