
ケイ、お前は人間だよ、俺はそう思ってる。
【日付】 2015年11月29日(日)【監督】 安藤裕章
【出演】 (永井圭)宮野真守 、(海斗)細谷佳正 、(佐藤)大塚芳忠 、(戸崎)櫻井孝宏 、(下村泉)小松未可子 、(田中功次)平川大輔 、(永井慧理子)洲崎綾 、(オグラ・イクヤ)木下浩之
【評価】 4.0 ★★★★
17年前にアフリカで神の兵といわれた不死身の兵士が捕えられた。死亡後に即座に体を再生する不死の存在である彼は“亜人”と呼ばれ、その後に世界で46体が確認された。ある日、交通事故に遭った高校生の永井圭が死亡直後によみがえり、国内3例目の亜人であることが発覚。警察や亜人管理委員会などから圭は逃亡し、幼なじみの海斗に助けられながら警察の包囲網をかいくぐることに成功する。(シネマトゥデイ)
原作もまったく知らないんだけど、『あの「亜人」がついに劇場アニメ化!』みたいな感じで盛り上げてるから観てみたのだけど、おぉ、こいつぁ確かに面白い!こういう作品は設定で良し悪しの大半が決まるのだけど、なるほど、“亜人”という不死の生物という一滴のみを注ぐだけで、ここまで引き込めるとは大したもんだ。
いろいろ設定や雰囲気で、「寄生獣」と重なる印象を持った。あっちも未知の不死の生物に対し、普通の人類が怯え・・・という感じだからね。
CGアニメかゲームのようなツルンっとしたデザイン。
あぁ~~「シドニア戦記」のスタッフかぁ~!それを聞いてすごく腑に落ちたわ。
それも次第に違和感なくなっていくけどね。
それに、そういう描写だからか、“亜人”の描写が際立つんだ。本体から立ち上るのもそうだし、あの、何っつーの?“スタンド”みたいなヤツw
(ちょっと「ジョジョ」と重なるものもある。)
ゾワゾワ、ジクジク・・・って、音も効果も高いよね!
あれがより一層、“亜人”という謎の生物を不気味する。
“亜人”だったとなった永井圭が、悩み傷つく中で、成長していく過程がいいね。初期設定が頭がいいだけのショボキャラってのも効いている。
そこも今後の展開で重要な要素になりそうで楽しみだ。
前半は、幼なじみの海斗の存在に和み、感動させられたな。あんな気持ちいい男、めったにいないよなぁ~~
最初は少し合わない?とも思ったけど大塚芳忠の渋い声が不気味でキャラを深くしているな。
まだまだ掴めないキャラだが、続編の予告を観ると、とんでもない男のようだ。
あの思惑のありそうな厚生省のスカした男や追う側にも・・・ってのも今後の展開に広がりが期待できる。あの部下の女とかね。
そのダークさも、“亜人”から感じるのではなく、普通の人間からというのもよりダークだ。
人間の怯えから来る残忍さがね。