イメージ 7

最後は気持ちで飛べる距離が決まる。

【日付】 2014年4月6日(日)
【監督】 品川ヒロシ
【出演】 藤原竜也 、田中聖 、小杉竜一 、中島美嘉 、窪塚洋介 、池畑慎之介 、木村了 、哀川翔
【評価】 3.0 ★★★

エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく。(シネマトゥデイ)


イメージ 1「ドロップ」「漫才ギャング」に続く品川ヒロシ監督の3作目。
もちろん監督は、お笑いコンビ“品川庄司”の品川なのだが、今までの2作は自身が書いた小説を映画化していた。
小説が出てるかは知らないけど、今回も脚本=品川だったので、全体のデキは別としても、この入り組んだストーリーを描き上げられるとは、スゲーな品川!と思った。
が、ちゃんと他の原作者による小説が元なんだそうだ・・・、やっぱりゼロからってのは難しいよな。
それでも脚本家としてよく頑張ったなぁ~と思うよ。

イメージ 2いつまでも自身の小説だけを映画化してたら監督として先がないもんな。
だから品川監督の新たな一歩としてはいいとは思うんだけど、自分の作品じゃないものを映画化するという難しさを今度は乗り越えていかなきゃいけないんだろうなぁ~

率直な感想としては、全体的にクドい!胸焼けしたっ!!

ボケとツッコミにこだわった漫才調のセリフの掛け合いも、序盤から何転もする展開も、最初から最後までマシンガンのように打ちまくりで疲れるわ。

イメージ 3まだ監督としてゆとりがないというか、これでもかと手加減なく一本調子なんだよね。

この手のサスペンスにあそこまでの漫才調子は必要だったんだろうか?
確かに、他の作品ではあまり見ない演出だから、これが品川演出!みたいな個性はある。
けど、その背後に品川監督の顔がすごく見えちゃうんだよねぇ~
藤原竜也中島美嘉とか、ヤラされてる感がすごく伝わってくる。
逆に、それをほとんど感じさせず突き抜けていた窪塚洋介はさすがだな。

イメージ 4どうしてもしたいなら、ブラマヨ小杉一人に任せればヨカッタのに。そのためのキャスティングなんでしょ?
キャスティングも品川流の個性を感じるね。
芸人監督らしい、芸人の多様・・・
芸人さんでもすごく上手い人もいるから悪いことじゃないんだけど、芸人だらけにすると、ストーリーから横道にそれて、キャスティングだけに目が行ってしまうというデメリットもあるよねぇ。

そしてもう1人、なぜ元KAT-TUNの田中聖をキャスティングしたのか?

イメージ 5役柄に恵まれ、今回はそれなりに上手に見えた。
けど、やっぱいろいろあった人だから、“あの田中聖だぁ・・・”と見えちゃうんだよね。

しかし、ひっくり返しの連続は、ある意味見事だったなぁ~
さすがに読み切ることはできないし、良くも悪くもホントとことんだね。

展開のクドさだけじゃなくて、演出のクドさや安易さってのもあったと思う。
そのシーンいる?みたいなのもあったし、『銀行強盗○日前』っての出し方も、もうちょいなんとかならんかったのだろうか。

イメージ 6まぁ、ひょっとしたら、品川監督ということでコッチが色眼鏡をかけてしまってるのかもしれないけど、やっぱ気になった。

全体がこれだけクドくて、裏社会の醜い部分を誇張して描いてるんだから、最後くらいはお口直しとばかりに爽やかな味にしてほしかったんだけど・・・
ここも品川らしいというか、素直じゃないよねぇ~