
聞かなければ、殺される
【日付】平成18年10月6日(金)【監督】ジェフリー・サックス
【出演】マイケル・キートン、チャンドラ・ウェスト、デボラ・カーラ・アンガー、イアン・マクニース
【評価】3.0 ★★★
建築家のジョナサン(マイケル・キートン)は妻(チャンドラ・ウェスト)を突然の事故で失ってしまう。
悲しみに暮れる彼の前にある日謎の男が現れ、亡き妻から彼へのメッセージを預かっているという。
最初はテレビやラジオの録音装置を通じて、生きている者と死者が交信できるという話を無視していたジョナサンだったが……。
(シネマトゥデイ)
悲しみに暮れる彼の前にある日謎の男が現れ、亡き妻から彼へのメッセージを預かっているという。
最初はテレビやラジオの録音装置を通じて、生きている者と死者が交信できるという話を無視していたジョナサンだったが……。
(シネマトゥデイ)
この映画は、EVP(電磁音声伝達現象)という死者の声や姿が、ラジオ、ビデオ等のAV機器を通して実際に聞けるという、本当にある現象をモチーフにしたホラー映画らしい。
ホラーということで、ホラー映画がヒドク苦手な私は、かなり構えて観に行った。
確かに、怖かった・・・
が、この怖さというのは、AV機器による"ザザーッ”とか"キーン”とか言う普段なら不快と思うようなノイズが音楽と共に要所要所で効果的に使われていて、その驚きに近い怖さかな。
まぁ、音ってのはホラーの最重要ポイントだから、その点では上手かも知れないが、ストーリ的怖さは陳腐なものだ。
まぁ、音ってのはホラーの最重要ポイントだから、その点では上手かも知れないが、ストーリ的怖さは陳腐なものだ。
最初は、死んだ妻とコンタクトを取ろうとEVPにハマッていき、そこから悪霊にやられる構図かと思いきや、次第に超常現象を得た主人公の人助け的ストーリーになり、遂には、「ビデオに写った者は死んでしまう」というルールもだんだんと崩れて行き、どうも、終始ストーリの迷子みたいになっている。
最後のクライマックスも本編に散らばる殺人事件の真犯人と絡めてのサプライズ!みたいになってるが、パンチが弱く、無理から付け足したくらいに感じてしまう。
そして、主人公の悪霊(ラスボス)との対決もね~・・・
主役は元祖バットマンのマイケル・キートン。
しかし、旧バットマンは観てないのでよく分かんない。
しかし、旧バットマンは観てないのでよく分かんない。
有名ドコは彼くらいなもので、特にキャストもパっとしない。
もちろんデボラ・カーラ・アンガーやイアン・マクニースなどチョイ役で何度か観た事あるキャストもいたけど・・・
もちろんデボラ・カーラ・アンガーやイアン・マクニースなどチョイ役で何度か観た事あるキャストもいたけど・・・
まぁ、ギリギリ及第点のホラー映画で、ホラーというよりサスペンス的要素の方が大きいかも。
怖がりとしては、夜観に行ったので、この程度の映画でもウチに帰ってからしばらく怖かった