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立派なプロのダンサーにしてやってくんちぇい


【日付】平成18年9月23日(土)
【監督】李相日
【出演】松雪泰子、豊川悦司、蒼井優、山崎静代、岸辺一徳
【評価】5.0 ★★★★★

昭和40年代の福島県の炭鉱町にも石炭から石油へのエネルギー改革の時代の流れが迫っていた。
炭鉱町に再び活気を蘇らせるプロジェクトとして、東北にハワイを「常盤ハワイアンセンター」の建設とそこでの目玉であるフラダンスショーを成功させるために炭鉱夫と炭鉱娘が奮闘する、実話を基にしたストーリー。

公開前から、今年一番の感動作、南海キャンディーズのしずちゃんが涙の熱演、米国アカデミー賞最優秀外国語映画賞部門に日本代表として出品と話題豊富な作品だけに、スゴク楽しみにしていた。

そしたら、前評判を全く裏切らない素晴らしいデキ!

全体のサクセスストーリはもちろん、細かく配置させた見所がいっぱいで、終始涙目にさせられた。

まさか、しずちゃんに泣かされるとは思わんかったね~

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「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と同じようなテイストの話なんだけど、それらと異なるのは、実話がベースだということ。
これによりぐっとリアリティが増し、感動が何十倍にもなる。

そして↑これらの作品以上に、最後の見せ場のフラダンスショーのシーンは鳥肌が立つほど圧巻のデキで、蒼井優を始め、役者たちの努力が見え、そしてそれゆえの最後の役者たちの涙は演技ではなく本当の達成感によるものかもしれない。

「ハチミツとクローバー」での蒼井優の演技も良かったけど、全く違う今回のキャラ+東北弁+フラダンスを見事に演じ、彼女の女優として評価が一段と高くなっただろうね。

松雪とフラガールの皆さんに大尊敬デス。