影たかき杉のみどりのとこしえに世を守るらん三輪の大神
三輪明神大神神社は、和盆地の東南秀麗な姿の三輪山を古来から御神体山と仰ぎ、本殿はおかず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して「お山」を拝するという日本最古の神社です
御祭神は大国主神が御自らの和魂=にぎたま(幸魂さきたま・奇魂くしたま)を三輪山に祭られ大物主大神と御名をとなえ併せて大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)を祭ります
殊に三柱の神様が力をあわせこの国土を開拓し、国家をつくりあげ農工商等すべての産業開発を図られ、人間生活の守護神として
ご霊験あらたかに坐し、方除・治病・禁厭・酒造・製薬・交通・縁結びなど世の中に幸福をもたらし
日々の生活に限りない恩恵を与えて下さるご神徳は実に広大無辺で敬仰されています
大神神社崇敬会趣意書より
拝殿:国の重要文化財で、寛文4年(1664)徳川家綱公により再建されました
拝殿の奥に三ツ鳥居が有り、神の山・三輪山と拝殿を区切る場所に立っています

本殿に替わるものとして神聖視されてきました

鳥が頻りに鳴いていたのでカメラを向けると、椿の枝に停まっていました