巻向の足痛(あなし)山に雲居つつ雨は降れども濡れつつ来し…万葉集
珠城山古墳の墳丘にタンポポが覆う様に咲き誇っています
巻向山は主峰である弓月岳567mと西北の峯565m、さらに穴師山425mをまとめて土地の名により名づけられたとされている
「まきむく」とは「真木」、すなわち杉や檜の良材が繁茂する意
この辺りは初期三輪王朝と呼ばれる「初期大和政権の中心地だったと伝えられている
崇神天皇の磯城瑞籬宮、垂仁天皇の巻向珠城宮、景行天皇の巻向日代宮があったとされる
おだやかな山が連なる
のびやかに広がる田園風景
山肌を染める桜の斑紋
野焼きの煙、手前はイチジクの木かな