本堂に入り手を合わせました
拝観料を払い涅槃の庭、隨縁の庭、書院を観賞しました

涅槃の庭:ガンジス川支流の沙羅の林の中で、北を頭にしたお釈迦様が入寂しされ、その回りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が、石組や白砂、植栽などにより表現されています

垣根の向こうには大文字山などの東山が横たわっています

墓地には戊辰戦争で落命した会津藩士の墓地があります
涅槃とは、もともとは「欲望の炎が吹き消された状態」のことを言います

お釈迦様は35歳で悟られた後、その教えを広めるため80歳で亡くなる直前まで、ある時は教えを乞うものに説法され、またある時は人々の悩みを聞くことを続けながら北インド地方全土を歩いて回られました

ある日、お釈迦様は死を予感されたのか、生まれ故郷を目指して最後の旅に出られます
体の衰弱や食中毒のような症状もありクシナガラに着かれた時、弟子に向かって「さあ、アーナンダよ、私にために二本並んだ沙羅の樹の間に頭を北に向けた床を用意してくれ。アーナンダよ、私は疲れた横になりたいと入寂に向かわれます
今でも死者を北枕にするのはこの故事に由来しています。当時北インドでは、北には楽園があるとされていて、北枕で右脇を下にして寝るのが教養のある人たちの習俗だったようです