世界遺産・春日山原始林
大和盆地東部山並にひときわ美しい稜線を描いている春日山(御蓋山)、若草山
古来、春日大社の神山として信仰の場であったため、ほとんど斧を入れず9世紀の頃には禁伐令が出されるなど積極的な保護がなされて原始林を保ってきました
鬱蒼と繁茂した巨木の林相は常緑広葉樹(カシ・シイ類)を主とした暖帯林を代表とし、暖地性蔓性植物(フジ・カギカズラ)やシダ(ウラジロ・イワヒメワラビ)の種も多い
また温帯性、寒帯性の樹木も800余種からなる多様な植物社会が形成されています
昆虫・鳥類の植物も豊富に生息しています
都市近郊に接し原始性と特異な林相、学術的価値が高いことから、大正13年12月9日に天然記念物に指定され保護しています奈良の景観保全上においても重要な役割を果たしたいます
春日山原始林は緻密な意味での原始林ではなく、16世紀には豊臣秀吉による約1万本のスギの植栽や、歴史上数回にわたる台風災害により壊滅的な被害を受けました 早期回復を図るため、在来種により補植するなど、ある程度人工の手が加えられてきた経緯があります
山桜の大木
来春には見に来よう








