12:40唐谷を下る
眩いばかりのブナの若葉
若葉の息づかいが伝わってくる
下山後、登頂よりも生還したことが嬉しいと
時おり涼やかな風が頬を撫でてゆく
山は8割近くが下山で遭難している
手入れの行き届いた檜林
生還するのは、生きる執念を捨てなかった方たちです
ところが崖くずれが発生していた
僕の場合も、2日間で30時間の氷壁との闘い
諦める自分がちょっとでもいたら、生きては帰れなかった
頂から谷沢まで
此の道を横切りました
今回、出発前、僕に登頂を期待していると言った人はいなかった
沢を渡ります
その意味で僕は、時代の常識に挑んだわけです
木の葉が人物を引き立てます
冒険とは、地味な世界でもいい、身の回りの小さな目標でいい、できないと思ってきたことに挑むこと
成功するかは分からないけど、まず一歩を踏みだし、諦めずに続けること。それが、夢を持つということなのです
政府が、冒険家を顕彰する三浦雄一郎記念日本冒険家大賞を創設した
6月18日付け読売新聞参考






