富士山探訪
静岡県内の富士山構成資産について紹介いたします
資産の範囲は現在の富士宮口登山道六合目以上です
古より数多くの信仰と芸術を生み出した富士山に関わる文化財には、その山体だけでなく、周囲にある神社や登山道、風穴、溶岩樹型、湖沼などがあります
これらの文化財は富士山の価値を構成する資産として現在まで受け継がれてきました静岡県内の富士山構成資産について紹介いたします
①<大宮・村山口登山道=現在の富士宮口登山道>
富士山本宮浅間大社を起点とし、村山浅間神社を経て山頂南側に至る登山道
富士山では12世紀前半から中頃にかけて末代上人の活動をきっかけに登山が始まったとされ、その後庶民も登山するようになり、その様子は16世紀の作とされる「絹本着色富士曼荼羅図」に描かれています資産の範囲は現在の富士宮口登山道六合目以上です
②<須山口登山道=現在の御殿場口登山道>
須山浅間神社を起点として山頂南東部に至る登山道です。その起源は明確ではありませんが、記録では1486年にその存在が確認できます
宝永噴火(1707年)により壊滅的な被害を受け、登山道の全体が復興したのは1780年のことでした
資産の範囲は、現在の御殿場口登山道の二合八勺(標高2050m)から山頂に至る登山道と須山御胎内から幕岩上までの遊歩道です
③<須走口登山道>
富士浅間神社(須走浅間神社)を起点とし、八合目で吉田口登山道と合流し山頂東部に至る登山道です
室町初期には開けていたと推測できます。18世紀後半になると富士講を含めた多くの道者が利用しました。資産の範囲は五合目以上です










