SFTS(重症性血小板減少症候群)=ダニが媒介するウィルスが引き起こす新しい感染症
1月に国内で初めて感染による死亡例が発表され、これまでに5人の死亡が報告されている
SFTSの存在を知った遺族らが「もしや」と思い、検査可能な血液などを調べた結果、判明した
これまで死因不明と言われた人の中に、この感染症が原因だった例があるかもしれない、と感染研の西條部長は話す
患者は血液中の血小板や白血球が減り、発熱や嘔吐、下痢、激しい悪寒、全身に紅斑などの症状が出る。潜伏期間は6日~2週間で致死率は10~30%という
(3月8日・日経夕刊より)
野山に生息し動物の血を吸うマダニ。吸血前で3~4㍉あり比較的大きい
対策は、長袖・長ズボンなど地肌が隠れる服装を心がける。また、長靴や手袋なども有効。白やパステルカラーの服を着ればダニが付いた際に発見しやすい。虫よけスプレーなどの効果は過信しないほうが良い
ダニが服に着いた場合、自宅に持ち込んでしまうこともある。帰宅したら着替えたり、シャワーを浴びる。自分に見えない背中などは家族に見てもらうのも良い。ダニは痛みを和らげる効果の物質を出しながら噛むため、痛みを感じにくい
もし噛まれてしまったら、自分で無理に取るのは避けよう。ダニの一部が皮膚に残り、炎症が起こる可能性があるからだ。できるだけ早く医療機関を訪れ取り除いてもらう
過度に恐れる必要はないが、正しい知識を持ち感染リスクを下げるよう心掛けてほしい