中山口から大山の眺望

名和神社宮司・名和靖恭氏の「鎮守の森はなぜ大切か」より抜粋、紹介させて頂きます

山彦耀のブログ
一日中、緑の山々や樹木が視界に入る処で暮らせる幸せを感じます。と同時に、そういう自然環境を残してくれたご先祖さんや先人に対して、「ありがたいなあ」という気持ちが湧きあがってきます
山彦耀のブログ

中東の、アフガニスタン、イラク、イラン、サウジアラビアなどは緑はなく殺伐とした風景が広がっています

まだ雪渓が見られました

山彦耀のブログ
しかし、中東地域は太古の昔から荒涼とした岩山と砂漠が広がっていたわけではない
山彦耀のブログ

たとえば、イラク西方に位置するレバノンなどはある時期まで、杉も森が大地を覆っていた

年配のご夫妻が仲良く弁当を広げていました

山彦耀のブログ
このレバノン材は良質材として有名で、5000年前の粘土板に記録が残り、また現在もレバノン国旗に誇らしげに緑色で描かれているほど
山彦耀のブログ
クレオパトラもレバノン杉で船を作ったといわれるように、古くは造船材料として伐りとられ、続く時代には都市建設の建材や燃料として伐りつくされて、森は消滅してしまったのです
山彦耀のブログ
春先になると黄砂を送り込んでくる中国の「黄土高原」やその西方に続く砂漠地帯についても言えることです
山彦耀のブログ

現在は露出した岩盤と深く切れ込んだ浸食谷が続く黄土高原です

(後醍醐天皇が隠岐を脱出し、名和長年公に奉じられ船上山へ行く途中に一服ついたともいわれている峠でもある)

山彦耀のブログ

この地方も2000年前ごろまでは、半ば森に覆われていたといいます

一息坂峠の由緒書き

山彦耀のブログ
山西省大同市に残る60mを越える木塔は、遼の時代(11世紀中ごろ)、そこに産するカラマツ材で建てたもので、高木も生育していたことを窺わせます
山彦耀のブログ