6月19日、赤目48滝

「調身」「調息」「調心」の三つの功徳

読経には三つの功徳があります


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「調身」・・・背筋を伸ばし正しい姿勢で、腹の底から堂々と声を出すのです。それによって、自然と体も正しく整えられてゆきます

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「調息」・・・息というのは自らの心と書きます
心の状態によって息が変わってくるからです
読経に心(気)を集中することによって、自然と息が調えられてゆくのです
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水は入れ物によって形を変えるが、本質は同じだ

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「調心」・・・心が整ってこそ息が整えられてゆきます

一切を放下して読経に気を集中してゆくのです

すると自然に心は平静になり、正されてゆくものです

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「同席しているだけで悩みが雲散霧消」

今でも、お会いできたことを有り難く思っている方がいます

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その方は私の父の師匠でしたが、決して特別な修行をされた方ではなく、ニコリともしないようなお方でした
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同席しているだけで、いろいろな悩みが、いかにも取るに足らないことのように思えて、悩みが雲散霧消していくのを覚えたものです
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「どうや・・・」とすすめられて、おかきをかじりながら、老僧とともにいるだけで気持ちが癒されるのが心地よくて、再々、訪れたものです
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人間力というのでしょうか

私の理想像であります

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一輪の野の花の美しさの分かる人間
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一輪の野の花の美しさの分かる人間でありたい
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桜や紅葉の、何気ない美しさに心打たれる人間でありたいものです
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カラー文字は金峯山寺前管長・五條順教師の珠玉の遺訓集より抜粋しています
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水しぶきを上げ砕け散る
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カラー文字は金峯山寺前管長・五條順教師の珠玉の遺訓集より抜粋しています