6月19日、赤目48滝
豊かな森と豊潤な水の流れ
「蔵王権現に帰依し奉るという一事」
金峯山は、私たち修験道が守っていかなければなりません
文化遺産として守ることも大切ですが、何にもまして大事なことは、金峯山成立の根本である三世救済の御本尊・蔵王権現に帰依し奉るという一事をあくまでも貫いていくこと
その信仰を広く世間に伝えてゆく、広宣流布の精進を実践することです
それは役行者のお心に最も添うことなのです
ただ一途に無心に御本尊に帰依してゆきましょう
その無心の祈りが吉野山を守り、日本を守り、世界平和につながってゆくのです
「金峯山浄土」
人が死ねばその霊魂は、生前の縁によって九品浄土のいずれかに往くとされています
九品:生前に積んだ功徳の違いによって九等の階位に分けられる
上品・中品・下品の三品に、それぞれ上生・中生・下生の三等がある三三品
幾多のなつかしい人々も、すべて金峯山浄土に来ておられるのです
亡き人々がこの金峯山浄土にて、美妙の音楽に包まれ、楽しく語り合っておられると思えば、淋しいことも悲しいことも消えてしまって、心楽しくさえなるようです
このようなことを思うにつけても、もっともっと心を込めて、金峯山を荘厳しなければならないという、強い想いに駆られるのです
「実修実験」
修験道の教えの根源は実験実習にあります
まずは実践してみることなのです
沈思黙考するのはもちろんよいことです
実修実験といっても何も考えずに行動ばかりが先走るということではありません
考えた結果、良いと思えばとりあえず実践することなのです
カラー文字は金峯山寺前管長・五條順教師の珠玉の遺訓集より抜粋しています













