6月19日、赤目48滝
本流の両岸の岩壁から幾筋もの雫がしたたり落ちる
「お参りの金は自分で出せ」
先代の管長は、「お参りの金は自分で出せ」と言っていました
「修行やお参りの金は、自分の懐から出せ。自分の金を出さん、ただ修行やただ参りはなんの功徳にもならんし、何のご利益もない」と
これは至極当然のことですが、まことに心すべき言葉なのです誰にとってもお金というものは大切なものです
大切なものであるからこそ、自分の懐から出すところに価値があります
それこそ自分の修行となり、自分のお参りとなる道理です
金銭というのはこわいものです
その出し入れの扱い方によって人の価値が決まります
このことを若いときに教えられたのは、私にとって何より有り難く幸せなことでした水は汚れや迷いや邪念をすべて流してくれる
ただ、ひたすら押し流してゆく
カラー文字は金峯山寺前管長・五條順教師の珠玉の遺訓集より抜粋しています









