「生きてるだけで価値がある」

シンガーソングライターの松田陽子さん(39歳)が、「すべてを失った」と絶望した日から、生きる希望を戻すまでの歩みをありのままにつづった闘病記を出版されました

大学在学中、歌手にスカウトされる

ミューヨークで歌い、司会や通訳として活躍され、27歳で結婚し専業主婦となり長女を出産された

子宮頸がんが見つかり、31歳で全摘手術

主治医から5年生存率50%と言われた

娘さんはまだ1歳半だった

04年2月離婚

「がんのもたらした一番の苦しみ。それは家庭の崩壊となにより私自身の精神の崩壊」

仕事を再開してうつ病と診断された

けれど職業柄、笑顔は欠かせない

無理して働き、疲れ果てて伏せる

死にたいと思い詰めた

産めない恋愛の葛藤にも苦しんだ

人のために生きる

苦しんでいる人には手を差し伸べる

それが私の使命

発想を変えると、うつ病は少しずつ和らぎ、命にまつわる歌詞が次々と溢れてきた

がんという宿命を与えられた代わりに、「伝えるという使命をもらった」

「人生に無駄なことはひとつもない、生きていることだけで奇跡なんだから」

  (読売新聞より抜粋)