5月27日、大阪駅サウスタワービル「和みの庭」に咲く魅せる花たちを、見てあげてください!
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「桜守・佐野藤右衛門氏の言葉」

桜の花が一番きれいに見えるのは、朝日が昇るころですわ。しっとりした素顔を見せてくれますのや

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午前10時から午後3時あたりは疲れて、ちょっと肩を落とす時間帯ですな

夜になると花も、「さあ、化粧でもして出かけよか」とばかりに元気を取り戻しますんや。それを利用するのがライトアップですわ

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桜は下を向いて咲よるから、ライトは真下から当てますのや。花見では、下から見上げるのがよろしい
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わしが大好きな姥桜は、ヒガンザクラの一種です

風雪に耐えて生きるうち、皺くちゃになった幹には風格が出ます

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わずかに咲く花は、色気を通り越して、ものすごい色香を漂わせるんです。自分で体を調節し、どこかを枯らしながら、どこかに花をつけるんや。自然の知恵ですわ
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そやから、「ようここまで大きくなったな。そうそう来られんけど、来年も頑張ってや」と話しかけると、桜も嬉しがりますわ。ほんまでっせ
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講演を頼まれて、こういう話をすると、おばはんから「女性蔑視」としかられるますが、姥桜にはなかなかなれまへん。そうなる前に、たいはんが朽ちてしまいますのや

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そやさけ、女性たちには「姥桜を目指してください」というとるのですわ

今の若い人に、色気と色香に違いがわかりますかな

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講演は16代目藤右衛門を襲名してからですわ

「和の学校」などから「ほんまの桜とはどういうもんか、教えてほしい」と頼まれ、日本の文化と絡めて話すようになりましたんや

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読売新聞時代の証言者「桜守・佐野藤右衛門」より抜粋