人間の営みは自然の前になんと儚いものかと思った

蔵王堂では勤行、難渋している人々が危機的状況から脱することが出来るよう念じている

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吉野の桜を蔵王権現のご神木と考えるのは、人間の物差しではなく、神仏の側から自然を見る知恵。ご神木だからこそ1000年続いた
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自然の中に神仏がいて、自然からの恩恵と知恵を感じて生きてきたが、いつの間にか自分の都合でものを見るようになった
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恩恵への感謝と畏怖を取り戻さないといけない。地震では多くを失ったが、その分希望が持てる国になってほしい

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後醍醐天皇時代、吉野山は2度焼かれたが、人々が立ち上がり、山とともに桜を復興させた
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信仰と人の営みに育まれた吉野の桜が危機を迎えているのは、蔵王権現からの警鐘と受け止め、一人ひとりが出来ることを考える時だ・・・金峯山寺宗務総長・田中利典
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吉野山は桜の聖域
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ゆきゆきて桜の奥も桜かな・・・長谷川櫂
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吉野山は敗者を受け入れてくれる山。大海人皇子(後に天武天皇)が最初に逃げたのが宮滝
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後醍醐天皇は行在所(仮の御所)を造って南朝と称し、桜の歌も詠んだ
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義経も兄・頼朝に追われ、静御前と涙の別れをした場所でもある

西行も恋に破れ、京を離れ吉野で庵をたててこもった

皆行く春に身を埋めて再起をねがった

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