4日、横浜から友人が出張で大阪にやって来た
一献傾けてから、近くのお初天神の境内に立ち寄った
友人は賽銭を入れ手を合わせた
山茶花と桜の共演
ここは西天満公園と同じく早咲きの名所だ桜守の佐野藤右衛門氏によると、桜は自らの土地の環境に合わせようとしているのに、人間が余計なことをしよるさけ、よく「ほっとけ」と言うんですわ
上根が走っていたため、「かわいそう」と土を盛ったりすると、バランスを崩すという
桜は守りをせな、手入れではあきまへんのや
子守と同じでな、じっと見守ってやればええんや
子供だってやたら手をかけすぎたら、かえって逆効果やろ
桜も子供も本来、自分で育つ力を持っとるんです
わしらは時々、体長はどうかと見てやればよろしい
桜が花を咲かせるのはこの一年の仕上げとして、前年の成果を出しとるだけや
花が散ると芽をだし、また一年の営みが始まるんですわ
そやからわしは、うまく芽を出すかの方が気になりますわな
4月6日付読売新聞「時代の証言者」より





