荒地山の最高地は549mで、鷹尾山(城山)の背後に聳え立つ山塊である。

東は芦屋川の渓谷、北は黒越谷によって花原盆地に、南は道畦(馬の背)の鞍部によって鷹尾山に続いている。

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その名のように全山岩肌を露出した祖粒花崗岩で、風化がひどく登山にも注意がいる。

また、南に位置する岩梯子という奇怪な洞門は、昔七衛門と呼ぶ純真な若者が世をすねて酒粋享楽の末、盗みを覚え有馬へ向かう山越えの行商人を襲い続けた。元来、荒れ地の山には石ノ宝殿に祭る権現様が住んでいて、悪事をはたらくものを連れ込むと伝わっていた。

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七右衛門は、この岩穴で頭をくじかれてたたり死にしたという伝説を生んだ所として名高い。この洞門を七右衛門嵓という。平成7年1月17日の阪神・淡路大震災で崩れたため現在の洞門は新七右衛門嵓とよばれている。

東の芦屋川に望んだところにも、弁天岩、フカ切り岩、夫婦岩、扇岩、天狗岩、ナマズ岩などの巨岩が散在している。

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荒地山から奥池に向かう山中に避難小屋が建てられていた。簡素な作りだが、急場の時には大いに役立つと思う。
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中には囲炉裏と鉄瓶が置かれていた。
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小屋の前には水場が設けられている。
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登山道を歩いていたら、烏ほどの大きさで羽は黒く(ややネズミ色がかっている)、腹毛が白い鳥に出合った。初めて見る鳥だ。林に逃げ込んだので、暫く観察した。

この森の真ん中辺りに止まっているが、分かりますか。

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分岐を芦屋川方面に採った。
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渓流があったが水嵩は少ない。
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紅葉が森を染めていた。
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