アゴニー坂の登り口左手に、天上寺がある。新西国22番札所・関西花の寺第10番霊場・西国愛染明王第4番霊場などに指定されている。

昭和51年の大火で七堂伽藍が全焼、昭和60年5月に金堂が落成した。

646年、孝徳天皇の勅願を受けたインドの高僧・法道仙人の開創。空海が唐に留学していた時、女人守護のみ仏として崇拝されていたマヤ夫人像を日本に請来され当寺に安置した。マヤ夫人はお釈迦様の生母。以来当山の名を仏母摩耶山、略して摩耶山と呼ぶようになった。

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天上寺は沙羅・百日紅が美しい寺。5月初めには「ハンカチの花」が見られるかも。
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境内には蕪村が摩耶詣での時に詠んだという「菜の花や月は東に日は西に」の句碑が立てられている。かっては山麓から海辺まで一面菜の花畑が広がっていたのでしょう。

白い線が本日の登山行程。

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アジサイがまだ残っていました。
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アゴニー坂(agony)=激しい苦しみの意。
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この坂を登っていたら5~6人の全山縦走訓練中の若者が坂を下ってきたので、逆走されているのですか?と尋ねた。登った平坦な登山道の真ん中に大イノシシがいて動かないというのだ。恐る恐る皆で前へ進んだら、右手の藪の中に下りて行った。あまりの大きさにカメラを取り出しシャッターを切ろうとしたら、視界から消えてしまった。1m・100kgはあっただろう。後ろ姿はカモシカのように見えた。

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アゴニー坂西側を登りきったところから六甲東方面の山並。
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東側からのアゴニー坂は急登で岩がゴロゴロしている。

われわれは下り坂だったのでagonyなことはなかった。

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13:30、杣谷峠着。