天上寺石段の中ほどに達すると「旧摩耶の大杉」の看板が立てられている。皆さんに先に旧跡広場で待っているように指示し、小走りで見に行った。途中で紫の花が群生していた。
3分ほど行くと樹間から剥げかけた大きな幹が見えてきた。
3分ほど行くと樹間から剥げかけた大きな幹が見えてきた。
太くて高いが周りの木々で全容が分からない。市街地から摩耶山を眺めると中腹にこの大杉が見えるという。
よく見ると全体が枯れてしまっている。昭和51年の旧摩耶天上寺の大火災の後、火災を被ったことが原因で、徐々に樹勢が衰え枯死してしまいました。天上寺を焼失したことも大きいが、大杉を枯死させてしまったことが悔やまれる。
昭和40年に発刊された「神戸の名木」よると、約200年前に摩耶山一帯で起きた大水害で奇跡的に生き残ったため、その生命力に驚いた人々は、神霊が宿っているに違いないと「大杉大明神」として崇めたと記載されている。
また同書によると樹齢は千年とも記されており、その異風堂々とした姿に圧倒されます。小生の後を付けて来たKさん、Tさんも非常に残念がっていた。2人の写真を撮りましたが小さく見えました。ちなみに屋久島の縄文杉は推定7200年。屋久島は花崗岩が隆起してできた島。六甲山も花崗岩が多いので、地質は屋久島と似ているので、火災に遭っていなければと・・・思った。
釈迦よりもキリストよりも、古代ピラミッドよりも、はるかな時を刻んできた。C.W.ニコル氏は「これは神だ」と言ったとか。




