霧氷で人気の高い三峰山(奈良県・1235m)で猛毒で知られるトリカブトの仲間「カワチブシ」(キンポウゲ科)の花が山頂付近の草原「八丁平」に咲き始めた。一帯には「バイケイソウ」(ユリ科)や「アセビ」(ツツジ科)など毒性の強い群落が広がる。

・かっては、スズタケ(イネ科)、リンドウ(リンドウ科)、オミナエシ、ヤマシロギクなど多様な植物が生育していた。

・原因は鹿の食害で、短い下草だけが残り、日照量が増えることで草原の乾燥化が進むという。その結果、低、中高木が育たなくなり、有毒植物がさらに増えて植生が変わってしまう。(読売奈良版)