鵜飼も佳境に入ってきた。
亀山の影を写して行く水に 漕来る船は幾世へぬらむ・・・紀貫之
七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞあやしき・・・兼明親王
激しかり嵐の風は音絶えて今を盛りのみよしのの花・・・瓦林政頼記
花ざかりいまは三好と思ふとも はては嵐の風や散らさん・・・細川大心院記
わが宿のものかあらぬか嵐山 あるに任せて散つる滝つ瀬・・・続古今集
大堰川古きなかれをたつね来て 嵐の山の紅葉をそみる・・・後拾遺集
春毎に思いやられし三吉野の 花は今日こそ宿に咲きけれ・・・後嵯峨上皇
約1時間の鵜飼見物を終えて、南乗船場に着いたのは21時過ぎ。宿に帰り、夜中まで酒を酌み交わした。
翌朝の比叡山から登るご来光は見事であった。引き続き連載いたします。








