昨年7月、トムラウシ山で9人が遭難死した。全員が中高年者で低体温症に見舞われた。

・体が濡れ、風にあたり、疲労していることが低体温症を引き起こす。死に至る低体温症は毛細血管の収縮から始まる。次に震えが起き、やがて意識が失われて呼吸停止におちいる。

・危険を回避する鉄則は「体を濡らさない」「風を避ける」「疲れすぎない」、さらに保温用の適切な衣類を選ぶことが大切。

・一番内側に何を着るかが重要。寒い時に外側に最適の服はゴアテックス素材のレインスーツの上下だ。防水機能に加え、体から発する蒸気も外に逃がしてくれる。

一番内側には、汗を繊維の中にとどめず発散させる登山用の肌着が良い。その間にはフリーズや薄手のダウンジャケットなどを着こむ。

・暑い時には汗をかかないようこまめに着たり脱いだりすることが大切。