前鬼口から林道を歩けば登り3時間、下り2時間半。この日は下りで白人男性が一人が歩いていた。あと名古屋の沢登りの帰りだという大学生3人グループを乗せたが、林道の中間地点で車を停めていた。
小仲坊(標高839m)で泊まるハイカーは多い。此処を拠点に、太古の辻、大日岳、深仙ノ宿、釈迦ヶ岳や天狗山、地蔵岳、涅槃岳を目指すのだ。
可愛い柴犬が出向かえてくれました。
前鬼山由緒書きによれば、役の行者が大峯山を開いた時(676年)、その弟子・義寛(前鬼・夫)と義賢(後鬼・妻)の夫婦が修験道の行場守護の命を受け、此の地に住みついた。この夫婦に5人の子(五鬼)があって、五鬼熊(行者坊・断絶?)・五鬼童(不動坊・断絶?)・五鬼上(仲之坊・昌男)・五鬼助(小仲坊・61代義之)・五鬼継(森本坊・61代義文)と称し、代々館を構え連綿としてこの修験道の聖地を守護してきたが、時代の変遷と共に、明治の末期から次々と姿を消し、今はわずかに五鬼助(小仲坊)だけが残って、単身・1300余年の法灯を護っている。
ここは五鬼助(小仲坊61代目)の母屋(住居)。
通行止めになっているのは、黒谷川に沿って黒谷つり橋へ抜ける遊歩道なのだろう。
閼伽坂(あかさか)峠を経て前鬼裏行場探勝の道。垢離取場から三重滝が行場となる。前鬼川上流北股川の滝谷や内離谷にある三重滝は沢登りに長けた方でないと無理だと言われている。

古い石垣が残っている。小仲坊へ来る途中に、廃れてしまった4軒の宿坊の石垣が見られる。
明治5年修験道廃止令で山伏が激減、五鬼熊と五鬼童は岡山県に移ったという。西の大峯後山の麓だ。五鬼童の墓は後山の西25kmの美作市内にあるという。
CAUTION:この周辺は遭難事故や道を寸断する土石流が近年発生しています。また古くから厳粛な修業の道でもあり、入山には十分な経験、体力、技術が要求され、天候の悪化・迷い込み、転倒落石に注意が必要です。
・水行の場でもある谷川には橋がありません。
・廃道跡と登山道が混じり合い、迷い込みやす場所があります。
・高度のある岸壁では、急勾配のハシゴを下る場所があります。
昔は自給自足用の棚田だったところがキャンプ場になっている。1名あたり500円。水が調達でき、綺麗なトイレも使用できる。発電機の音がしますのでご了承下さい、とありました。
宿泊は素泊まり4000円。畳の大部屋に綺麗な布団が押し入れに用意されていた。1泊2食8000円で風呂も利用できる。

大峯奥駈道は吉野川河畔の柳の渡しから和歌山県本宮町の熊野大社に至る大峯山脈の峰々を通過する修験の為の山岳道。大峯75靡として75ヶ所の聖地が整理されていますが、「前鬼」、「三重滝」はこの靡の一つで、長年修行僧に愛されてきた。この周辺地域は、国立公園の特別保護地区に指定されている。
前鬼入り口付近の渓谷。
夜は和佐又山に移動してテントを張った。5月4日にして満開の桜を見れた
続きは明日。











