11月15日、嵐山山系を歩いた。三角点がない山で京都トレール以外は標識がほとんどなく道も整備されていなかったことはすでに書いた。昨日の読売新聞で「嵐山・カエデ・桜・衰弱の記事が載っていたので一端を紹介させて頂く。
「鎌倉時代に亀山上皇が吉野山から数百株の桜を移植してから、桜や松などが頻繁に植えられた。近くの天龍寺の寺領で僧や信徒らが薪を調達し、日常的に間伐も行われていた。ところが明治初期の国有林化などで人の手が入らなくなり、アカガシなど常緑広葉樹の植生が広がって、森の中に日光が十分差し込まなくなった。1982年から嵐山保勝会を中心に植樹してきたが成長は今一つ。2000年以降に植えた桜とカエデ各80本を調べると、桜は33本、カエデは8本が枯れていたという。付近は鳥獣保護区で鹿や猿などが若木を食べる獣害も深刻だという」
山に入って感じたことは、下界から見て想像していたのとは違う世界がそこにあった。自然を保護するためには入山を制限するのも一つの方法だが、人が入らなさすぎるのも山が荒れると思う。身近な嵐山を市民の手で護っていただきたいものです。保勝会や研究者らでつくる意見交換会が発足し、森の再生に向けて提言をまとめるそうだ。期待したい![]()
写真は下山直前の遊歩道から大堰川、渡月橋を写した。
