仁江海岸の夕陽を関西の客人に見せてあげようと出かけたが、生憎西の水平線が雲に覆われていたのと、日没寸前だったこともあり、ご覧頂くことが叶いませんでした。少し先にある揚げ浜塩田を訪ね、浜士・角花 豊氏に話を伺いました。
山彦耀のブログ
陽も落ちた頃に北の水平線が見事な一直線を見せてくれました。この海から海水を汲み上げ、塩田に撒きます。
山彦耀のブログ
午後、乾燥した砂をかき集め、砂が乾いたら「いぶり」で集め「たれ舟」につめ端桶(はなおけ)で上から海水をかけ、ろ過して実潮桶に受けます。その実潮を塩焼き小屋に運び、3日分をまとめて1釜に焚きます。3時間くらい荒焚きし、8時間冷まして、こし桶でろ過し釜に移して焚き上げながら、ゴミやアワを除いて精白します。
山彦耀のブログ
釜を焚きつけてから塩が出来るまで24時間ほどかかります。夜釜といって夜も寝ずに火を燃やし続けると、100kgの美しい汗の結晶が出来ます。

親父(角花菊太郎氏)は県の無形文化財の指定を受けたが、私の代になって国の指定重要無形文化財の指定を受けた、と誇らしげに説明して下さいました。日焼けした顔は実に素晴らしい表情でした。写真が趣味とのこと、帰省した際には見せて下さいね!
山彦耀のブログ