大師堂と八十八ヶ所の由来:弘法大師巡礼の砌、此の地に霊場造営するものあらんやと立ち去り年過ぎて、文化7年多くの奇端現れる中、信者によって建設される。
この石積みの上に石仏が安置されている。夜に積まれたところから夜積石と呼ばれている。
御堂を八十八石仏が取り囲んでいる。御堂の御厨子の中には、阿弥陀如来像、観音菩薩、勢至菩薩の三尊が安置されている。いずれも鎌倉時代の作。
これらの石仏は佐渡で作られ、浜辺に若狭国・天徳寺行きと船積みされるようになっていたという。
「ふるき名の 角鹿や恋し 秋の月」・・・芭蕉
往時、敦賀は角鹿(つぬが)と呼ばれ大陸文化伝来の門口であった。元禄2年8月、芭蕉は中秋の湊の月を愛でながら古代の敦賀を偲びこの句を吟じた。