現在の京都の3花街といえば「都おどりの祇園甲部歌舞会・東山区」、「京おどりの宮川町歌舞会・東山区」、「北野おどりの上七軒歌舞会・上京区」が春の公演を開く。小生も友人に誘われていたが都合がつかなかった。それぞれの歌舞練場は明治から大正にかけて建てられているから、島原の後からになる。また、5月になると「鴨川おどりの先斗町歌舞会・中京区」が開かれる。島原300年を誇る家屋は消しましたが、角屋のみが当時の揚屋建築の唯一の遺構を伝えるものとして、昭和27年、国の無形文化財に指定された。<網代の間>
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<大座敷松の間>:庭に臥龍松があるところから「松の間」と称します。襖絵は岸連山筆「桐に鳳凰の図」、衝立は岸良筆「3方正面・布袋の図」、額は薩摩藩・馬渡剛毅筆「蓮壺生春酒」。この部屋で新撰組初代組長・芹沢鴨が最後の晩餐を取った後、八木邸で刺殺された。


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広大な台所に七福神の一つ布袋さんが祀られている。


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台所にかまどが10炉あったかな、玄関は入ってすぐの所にも大竈がありました。江戸時代の饗宴の場を支えた厨房を今に伝えています。


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中庭:近世初期の京都町屋に使用されていた格子造りの外観が随所に施されている。吉原の花魁を見せるための牢屋のような格子ではありません。また、赤壁になっていますが、社寺の書院、客殿に使用された高級壁であることが判明しています。


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4月25日編集中