2月1日、夜明け前から粉雪雪がちらつき、1回に降りる階段は凍りついている。7:30朝食、レストランは高校生などの団体が泊っていたが4割ぐらいの入り、不況の影響なのかなあ~と、どうしても思ってしまう。ご飯は軽めの一膳だったがおかずが多くて満腹になる。
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出発前の8時頃、一瞬の晴れ間から戸隠連峰が開けた。テラスに出てシャッターを切る。後で仲間に見せたところ、皆一様にどこで撮ったの?と不思議そうに見ていた。僕にだけ見せてくれた!戸隠山、ありがとう。感動、感謝!
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戸隠スキー場で、ガイドさんが瑪瑙山までのリフトの券を購入し、いざ乗車しようとした時、係のオジサンから「スキーを履いていない客は乗せられない、とキツイ口調で制止される。事務所に案内され、担当者が2名やってきて「2月1日から国土交通省の法令で、滑降用具を装着していない人は乗せられない」と穏やかな口調で説明された。施行日に当たるとは”なんと不運だ!と思ったが、係官がとても感じがよくて、一行は気持ちを切り替えてゲレンデーを歩いて登ることにした。
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ゲレンデを歩いていると、スピーカーから「第4リフトを登山者が歩いています。注意して下さい」と放送が流れた。気遣いが嬉しい。また、スキーのインストラクターの方が斜面で止まって、どこまで行くのか、と声をかけてくださいました。お年を聞いたところ68歳。若さと元気な姿に励まされる場面も。人の気遣い、触れ合いは本当に嬉しいものですね。11:30分に瑪瑙山頂(1748m)に無事たどり着き、恒例の足固めを行う。
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登る予定をしていた飯綱山(1917m)は時間の関係で断念。晴れ間から覗くのを待ったが、姿は見せずじまい。往路と同じゲレンデを下った。神告げ温泉で汗を流し、戸隠そばを味わう。帰途、戸隠神社に立ち寄る。平安時代から修験道が行われ、日本有数の霊地として知られている。歴史は古く、縁起によれば849年頃学問行者により戸隠寺が開かれていたと言われている。御神木の杉は推定樹齢700年、鳥居の後ろに聳え立つ三本杉は72mもある大木だ。思わず手を合わせてしまう。



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