1月31日、高峰温泉の夜明け。昨夜の新雪が車をすっぽり覆っていた。。

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宿でスノーシュとストックを借りる。初めての経験だ。チャーミングなガイドさんが膝まで埋まりながら、カラマツ林の道無き道を進む。思わず目頭が熱くなる。

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カラマツ林を抜けると外輪山の分岐に出た。そこでスノーシュを外し、新雪の急坂を登る。ガイドさんが、見て!、と声を上げる、100m先の岩場にニホンカモシカが吹雪の中で、目浅間山に向って立っていた。

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岩場でゴツゴツしたトミーの頭。遮るものがないため風はさらに強くなる。斜面の吹きだまりは積雪も多く、ガイドさんが腰まで埋まりながら道をつけて行く。目の前に見えるはずの浅間山は雲に覆われて姿をなかなか見せてくれない。一瞬姿を見せてもカメラを出した時には隠れてしまう。12:30に黒斑山(くろふやま・2404m)の山頂を踏破することが出来た。恒例の足固めを行う。美男美女のとびっきりの笑顔をお見せできないのが本当に残念だ。(。-人-。)
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外輪山の尾根ともこれでお別れ。分岐で20分程待ったが、シャッターチャンスは訪れなかった。中央、雲で覆われているのが浅間山。噴火の前の静けさだったのかな。翌日、東京と大阪の友人から「浅間山が噴火しそうだから注意してと」とメールや電話が入る。翌未明の噴火を知り本当に驚きました叫び

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