84歳・名工翁、今年の第1作です。
85歳になる親父と一緒に訪ねました。折角、見えられたのだからと、お土産に頂いたお椀です。
この壺は、焚火の中に放り込んで焼かれたと仰っていました。焼き上がりにばらつきがあり、頷けますね。中庭に窯があったそうですが、ご家族の方から危ないからと言われて8年前に壊されました。自宅窯は16回作られたそうです。
入選作の一部が陳列されていました。大半は、社会福祉協議会、老人ホーム、養護施設、駅など公共施設に寄贈されたそうです。家の造作などもすべてご自身でされたとのこと、建築にも造詣が深く、平成の河井寛治郎ですね、とエールを贈らせていただきました。
奥さんに、素敵な御主人ですね、との問いかけに。にこにこ笑顔で「私の趣味は草む
しり」と、幸せそうに応えられたのがとても印象に残りました。有難うございました。
感謝!感謝!!




