★Facebookの怪しいメッセージ 見え透いた手にご用心! | ジャーナリスト 石川秀樹

ジャーナリスト 石川秀樹

ちょっと辛口、時どきホロリ……。理性と感情満載、世の常識をうのみにせず、これはと思えばズバッと持論で直球勝負。
3本のブログとFacebook、ツイッターを駆使して情報発信するジャーナリスト。
相続に強い行政書士、「ミーツ出版」社長としても活動中。


7月に電子書籍として出版する予定の『ビジュアル版Facebookの教科書』の執筆が追い込みに入っているこんな時期に、無駄な時間を使いたくないのだが、さすがに放っておけなくなった。
怪しいメッセージにご用心! という話である。


まことにガードが緩く、恥ずかしい限りだが最近、怪しい横文字“女性”からのメッセージが頻繁に舞い込むようになった。
写真で〈例〉を示した。
いつもなら名前にモザイクをかけるところだが、今回はかけない。
99.9%インチキな高額メールサイトに誘うか、何かほかの手で引っかけて金をせしめようとの卑しい目的だと思うし、0.1%「真摯」なメッセージであったとしても、こんな非常識をやったら指弾されて当然だからである。
また(氷山の一角でごくわずかな効果しかないだろうが)悪質業者を公表するという意味でもある。

ジャーナリスト 石川秀樹


いきなり、「Facebookを離れて私とEメールでつきあって」とは何事であろう。
こんな見え透いた手が、ネットリテラシーの高いFacebookで通用するとは到底思えないが、それでも人を信じやすい“純朴”なご仁を狙っているのだろうか。


写真上の例は、1度英語で書き、それをネットで翻訳して貼り付けたものと思われる。
いかにも外国人と思わせているが、日本の業者だろうと推測する。
手が込んでいる。
こんな阿呆な連中に、1人でも“成果”を得させてはならない。
どうか、くれぐれもご用心を。
もし来たら、速攻でブロック→スパム報告してほしい。


もうひとつ気になっている現象がある。
「顔写真なし」の友達申請だ。
別に珍しくもないが、今回は立て続けに5人からきた。
そのほか、外国人名の申請が多い。
ふつうの日本人の申請のように見えるが投稿が何もない、なんて例が増えた。
善意に受け取れば『最近は慣れない人が使い始めているんだね』ということになるが、
僕は『Facebookが荒れてきている』と思っている。


これは実名アカウントをうたいながら、管理が徹底的に甘いFacebook社の責任だ。
しかし当面Facebook社もアカウント増にこだわっているようで、すぐに毅然とした対策を立てそうもない。
ならば自衛するしかない。


怪しい兆候を以下に挙げておく
①ダイレクトにメッセージが届くようになる。
②見知らぬ(好みにもよるが美男美女)からの友達申請が増える。
③素性の知れぬ(写真無し,基本情報が乏しい,書込が少ない)人からの友達申請。
④アプリ利用の勧誘。
⑤サークルへの勧誘などの増加。
(※以上はセキュリティの専門家、溝添智也さんの指摘です)


不用意にアプリなどを使って、自分の個人情報や友達の個人情報を垂れ流していないか。
1度冷静にチェックしてみてほしい。
アプリ制作者(会社)も、良心的に情報管理をしている者ばかりとは限らない。



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【筆者から】
このブログの元になっているのはFacebookへの書き込みです。
主にFacebookページ「ジャーナリスト 石川秀樹」に投稿しています。
ミーツ出版(株)という小さな出版社の社長をしています。61歳で行政書士の資格を取り開業しました。さらにこの数年は「ソーシャルメディアを愛する者」としてFacebookで熱く語り続けています。ブログは私の発言のごく一部です。ぜひFacebookページもご覧ください。コメントをいただけたら、こんなにうれしいことはありません。


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