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末期がんに冒された愛する女性に、殺してほしいと頼まれたら…。「今はこれで良かったと思っている」。“嘱託殺人”を実行した疑いで逮捕された相沢侃(ただし)容疑者は、取り調べにポツリと漏らしたという。
愛知県瀬戸市の中央病院で9月27日早朝、入院していた無職の河合雅子さん(61)=同県尾張旭市=が首を切られて死亡しているのが発見された。河合さんは末期の乳がんで、6月下旬から入院していた。
「彼女の願いを私は拒めませんでした。誰も知らないところで彼女の後を追いかけます」。遺体のそばにこうつづられたメモがあった。「A」と、イニシャルらしき文字も記されていた。
河合さんをほぼ毎日、見舞っていたのが相沢容疑者だった。「お茶を買ってきたり車いすを押したり、普通の夫婦でもそこまでしないというくらい一生懸命介護していた」と知人はいう。
2人は夫婦ではない。河合さんは大学教授の夫(62)と2人の息子がいるが約15年前から別居して1人暮らし。相沢容疑者は妻を亡くした後、河合さんと10年ほど前から交際していた。
「痛いわ」。見舞いに来た知人に、河合さんは度々漏らしていた。痛みを抑える投薬治療も受けていたが、「延命は必要ない。死にたい」とも。日々やせ細っていく河合さんを、相沢容疑者が最も近くで見ていた。
9月26日午後9時ごろに病室で看護師に目撃されたのを最後に、相沢容疑者は失跡。27日には京都市の知人男性に電話で犯行をほのめかしていた。30日まで静岡県浜松市春野町に潜伏、死に場所を求めるかのように計3カ所の宿泊先を転々としていたが、同日夜に滞在先のバンガローで身柄を確保された。
“嘱託殺人”を認める相沢容疑者。殺害時の状況についても、生々しく供述を始めた。
「痛み止めの薬が効かないのでナースコールのコードで首を絞めてほしいと言われた。でも、愛する者を絞め切れなかった」「手ぶりで首を切ってと意思表示されたので、カッターナイフを持たせたが、できなかったので自分の手を添えて切った」-。
★「寿命全うしないと」諭していたが…
関係者によると、相沢容疑者が「自分で死んではいけない。寿命を全うしないといけない」と河合さんを諭し、河合さんは「わかった」と応じたことがあるという。河合さんは相沢容疑者について、周囲に「以前からの知り合い」と説明していた。
県警は容疑者が知人男性に送った郵便物の消印から潜伏先を突き止めた。郵便物は男性、病院の看護師、河合さんの夫あての計3通の封書で、看護師あてには犯行の具体的内容が記されているという。 (サンスポ)
いろいろ事情がありそうだが・・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。苦しかっただろう ・・言葉にならないです
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